食事療養のサポートを現場から発信

学びの場の発信☆

こんにちは、サロン管理栄養士の末藤です。

もうだいぶ暑くなってきましたが、皆さまどうお過ごしですか??


さて、前回のブログで「次回は感動体験サロンのさらに充実した多職種の業務についてご説明いたしますのでお楽しみに♪」と自分で書いていましたが、、、


やっぱり内容を変更してお届けいたします(笑)


今回は6月18日にデイサービスはーと&はあとで開催した勉強会の内容報告について!!


ブログでも案内させていただいたおりましたが、
「摂食・嚥下障害の方への療養支援②」ということで
茨木市歯科医師会第4班所属 在宅診療担当
名越歯科診療所の名越 充先生にご講演いただきました。



デイサービスはーと&はあとには自身のクリニックの休憩時間を使ってボランティアとして来ていただき、利用者様の相談にのってくださっております。



ちなみに今回は「②」となっていますが、「①」は今年の1月に開催させていただきました。



①では口腔機能についての基本的な内容や口腔リハビリテーション、摂食・嚥下機能障害についてご講演いただきました。



今回の②では、これまでの摂食・嚥下訓練の手法に加えて
サルコぺニアの考え方、ユマニチュードの手法を応用していく話をしてくださいました。

 

サルコペニア(筋減弱症)とは

サルコ=肉・筋肉、ぺニア=減少・消失を意味するギリシャ語が由来とされている言葉で、広い意味では加齢も含めてすべての原因による筋肉量低下と筋力低下のことを指します。

 

サルコペニアには原発性と二次性とに分類され、原発性とは加齢以外の原因がないもので二次性とは活動・栄養・疾患に関連したもののことを言います。

 

例えば、活動に関するものでは廃用症候群のようにしない・使わないことによる筋肉量、筋力の低下で栄養については栄養が足りないことによるもの、特に胃瘻の方などは可能性が高いです。疾患についてはASL、癌(悪液質)、パーキンソン病などなど沢山の疾患に関する低下によるものです。

そこに対するアプローチの仕方等についても先生から話がありました。




次に「ユマニチュード」について

イブ・ジネスト氏が提唱し、近く・感情・言語に基づく包括的ケアメソッドのこと。



4つの基本技術である 見る・話す・触れる・立位援助 から構成され
人が人であり続けることの証を再確認して、対象者にそうあり続けることを助けるメソッドのことです。



これについても先生から具体的なことを踏まえた内容をご紹介してくださいました。



さらに間接訓練や直接訓練、食事援助のポイントについても教えていただきました。



自分自身、一管理栄養士として食べることへの支援については色々と勉強しているつもりでしたが、まだまだ知らないこともたくさんあります。



ただそこで立ち止まるのではなく、色んなところで行われている学びの場に出向くことで昨日よりも一つ成長した自分へ変わっていけるんだということを改めて感じました。




ご講演いただいた名越先生のような方でも、次の日には丸一日研修という日が数日続くほど新しいことをさらに学ばれています。




ということはそう言った方々と対等にお話させていただこうと思うと同じように自分自身で勉強して知識を増やしていくしかありません。



デイサービスはーと&はあとでは微力ながら、今後も学びの場を発信していけるよう精進していきますので皆様よろしくお願いいたします。

今後の予定も決まり次第随時お知らせさせていただきます。

名越先生のご講演続編も乞うご期待!!!!

最後に、、、勉強会の内容に集中しすぎて勉強会の様子を写真に撮るのを忘れていました。

次回はちゃんと忘れずに写真撮ってアップしますので~~~!!



サロン管理栄養士、生活相談員 末藤



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