食事療養のサポートを現場から発信

認知症の方への食事支援

こんにちは、サロン管理栄養士の末藤です。


とても暑い日が続いていますが、皆さん体調管理はいかがでしょうか。


サロンの利用者様では体調を崩される方もおらず皆さん元気に来ていただいております!!




さて、今回は認知症の方への食事支援について、、、


認知症の方の進行具合等にもより食べない理由は様々ですが、いわゆる先行期(認知期)の障害により食べられなくなった(食べなくなった)という場合も多くあります。


実際に自分も食事介助等で多くの方に関わってきましたが、本当に「こうすれば食べてくれる。」というものはなく、認知症の方のそのときの体調、状態によりアプローチの仕方を変えていかなければなりません。


食べ方がわからないのか?
食べ物だということがわからないのか?
嗜好に合わないのか?
口元に運ばれてくる量が合わないのか?
食事を食べる環境に問題があるのか?


本当に気にしなければいけないところが沢山あります。


まずは自分でその方が食べているところを観察し、何をしてあげればいいのかを考えてから支援するようにしています。


具体的には、まず食事を摂っていただく為の食環境の整備。
食器などへの距離や、負担なく座位保持が出来ているかどうかや、周りに気になるものがあり食事に集中できない状態ではないかということを見ます。


それから声かけ。
目の前にある献立の説明することや、食べてみる順番の提案などをして反応があるかどうかを見ます。


それでもダメであれば食具と食器を手に持っていただき、促してみる。


実際にこれだけすれば食べてくれるということはありませんし、利用者様によって全く対応が違いますがまずはこの流れを試してみることが多いです。


様々な角度から認知症の方の「食べない。食べられない。」を支援できるよう、自分自身の知識と経験をもっともっと積み重ね支援していきたいと思います。



まだまだ勉強不足な点が多いですが、管理栄養士として出来ることを模索していきたいです!!



サロン管理栄養士 末藤

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