食事療養のサポートを現場から発信

腎臓病からの腰痛

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

夏の甲子園も無事開幕しましたね。先週の台風通過では皆さんの自宅付近も

避難警報や避難準備警報が発表されたのではないでしょうか

ちょうど台風通過時間帯を仕事していたものとしては避難がかからず

ほっとしました。

さて、台風もとおりすぎ暑さが戻ったある日、腎臓病の食事療養をされている方に相談訪問にお伺いしてきました。午前と午後で1名ずつ。

お二人とも高齢女性で腎臓病を抱えて生活されていますが、最近分かった共通の悩みが1つ。

腰痛です。

腎機能が低下した方の症状としてむくみや食欲低下はよく耳にすると思いますが、腰痛も腎臓からくる症状のひとつなのです。というか、なのでしたね・・・

記憶力不足ですいません、今回相談をお受けするまで忘れておりました。

お二人ともDrから炎症をおさえる貼るシールタイプの外用薬が処方されていて痛みがひどいときは貼っておられるということでした。

腰痛を緩和できる食品・・・そんなのあるのでしょうか

抗炎症作用がある食品なら緑黄色野菜や果物ですが、カリウム制限もある腎臓病では無制限に摂取を勧めることもできません。

もろもろ考えてもすぐにはベストな提案ができず、持ち帰って宿題とさせていただきました。

ただ、お二人とも腎臓の数値自体は安定されていて食欲もあり、むくみもなく

高カリウム血症にもなっていません。安定されているからこそ、痛みを緩和できるアプローチが食事からできるといいのですが

まだまだ勉強不足、提案力不足を痛感した訪問でした。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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