食事療養のサポートを現場から発信

低栄養の方への提案力

こんにちは。京都管理栄養士の山村です。

朝夕、寒くなってきましたね~いい時期(快適な気温)は短いです(悲)

先日、ケアマネージャーさんからのご依頼でご入院中の病院でカンファレスが

あるので参加して欲しいと依頼があり参加してきました。

70歳代、女性、褥瘡、低栄養、認知症。要介護Ⅴ。

カンファレスには総勢20名位参加でした。ケアマネージャーさんを中心に

退院に向けての話合いです。在宅でいかに過ごして頂くかがテーマです。

主治医が「本人が栄養をしっかり取り込み、褥瘡を悪化させないかがキーに

なります!」と。 出番です。主治医にその場で色々質問をしました。

病院内では3食しっかり、栄養価計算され

ミキサー食が提供されています。あまり摂取できていない日もあったので

補助的にドリンクもついてました。

在宅に戻られどれくらい摂取できるか、キーパーソンである同居のお孫さんも

ケアマネージャーさんも全く分からないのでどうしたらいいですか?との事でした。

ご退院の前日にご自宅へ行き、食事作りを担当される家政婦さんと

いろいろ打ち合わせしました。家政婦さんが

「思いは同じです。なんとか、栄養を取っていただけるようにしたいので

色々アドバイスください」とおっしゃっていました。

早速、ミキサー食(市販)の提案&選択をし届けています。

様子を見ながら、食べていただけるよう支援していきたいです。

ケアマネージャーさんから「食べる事をあきらめて欲しくない」との言葉が

あり本当にその通りなのです。

管理栄養士として「低栄養の方への提案力」をもっともっとつけていかないとと益々力が入る出会いでした。

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

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