食事療養のサポートを現場から発信

地域の勉強会

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

朝晩、冷え込むようになりましたね。バイクでの移動も寒くなってきたのですが、バイクもその寒さを感じているのか、エンジンのかかりも悪いです。

先日、訪問看護ステーションの看護師様からのご依頼で、地域のご高齢の方々に栄養についての勉強会をさせて頂きました。

毎月一度程集まり、健康についての勉強会をされています。基本は、お元気な中高年の方々が中心となり、ご近所のご高齢の方々の見守りも兼ねた会で定期的に専門な方々がサポートされています。

中心となっておられる方のご自宅で開催されました。当日も、ご近所の方々にお声掛けを頂き、70歳〜80歳代の方を中心とし、最高齢では、94歳の男性の方も参加頂きました。

食事のバランスや塩分について、低栄養、そして、今後起こるかもしれない食べる事の障害など色々お話ししましたが、一番初めにある作業をしてもらいました。

それは、昨日の夕食を思い出して書き出してもらうことです。

前の日のことですが、「あれ!?何やったかな?」なんて言いながら、なかなか思い出せない方も多く、その方々には、当日の朝食や昼食を書き出してもらいました。

書き出してもらう紙には、主食、主菜、副菜、汁物と大きくか書かれています。

「主食って何かな?」と皆さんで相談してもらいながら、仕上げてもらいました。答え合わせをしながら、ご自身の食事のバランスについて、考えました。ご飯が無い方、野菜が少ない方、おかずがない方など様々でした。「昨日は、たまたまよ〜!」という方もいれば、「いつもこんな感じやわ〜」という方もいました。そして、お隣同士で、「あんたようできてるな〜」や「この食事、あんまりやで〜」などご自身の食事内容を他の方と比べることで、見直しをしてもらいました。

ちなみに、主食は、ご飯やパンなどの炭水化物を多く含むもので、体のエネルギー源になるものです。主菜は、肉や魚、卵など、主にタンパク質を含んだ大きなおかずで、体をつくる(筋肉や血液など)ものです。副菜は、体の調子を調えるビタミン、ミネラル、食物繊維などを含んだ野菜類です。

勉強会の最後には、はーとの食事の試食もして頂き、薄味の勉強もして頂きました。

今までの食生活を直ぐに直すことは難しいですが、少しでもご自分の食生活について考えてもらえればと思います。

はーと&はあと管理栄養士 松政千佳子

 

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