食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

一段と寒くなりましたね。暖房器具をもう用意しないといけませんね。皆さん、体調管理には気をつけてください。

さて、先日、訪問した利用者様のお話。

70歳代男性、慢性腎不全、高血圧症、奥様との二人暮しで自立のY様。

なんと、療養歴60年!10代の頃から腎臓の機能低下があり、現在まで療養を続けて来られました。

初め、「いつ頃から悪くなられたのですか?」の私の問に、「60年位かな。」とおっしゃったので、昭和60年からと思い、「長いですね。」と答えたのですが、よくよく聞くと、それどころではありませんでした。

担当の先生も「奇跡だ!」とおっしゃっているそうです。

初めは、クレアチニン1台だったのが、2になり、長い間2台だったのが、ここ1年で3になってしまったそうです。

ここまで来たら透析は、したくないという思いがおありです。

今まで、ちゃんとした栄養指導も受けたことがないとのこと。

市民講座やテレビ、雑誌の情報等で療養してこられました。

頑張っておられます。意識も高いです。

そのため、私も、力が入りました。正直、もう少し早くご利用頂きたかったなと思ったのですが、今からでも私の伝えられることをしっかり伝え、サポートしていきたいです。

 この方の後で、同じく慢性腎不全で療養されている利用者様のお宅に訪問しました。「新しい利用者様でこんな方がいらっしゃいますよ〜」と伝えると、「ほーそれゃ、私も、頑張らなアカンな!」とその方のモチベーションまで上がりました。

はーと&はあと 管理栄養士  松政千佳子

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