こんにちは、管理栄養士の島田です。
寒波が来てますね。。。早朝出勤が厳しくなってきました。
寒波が厳しすぎると、なぜか故障する自宅の暖房は今年も例年のごとく温風ではなく冷風を吐き出してました。
もっとも寒さが厳しい日に働かない暖房って役割果たせてないわ!!!と思いながら毛布に包まって寒さを耐える日がこれから多くなるかと思うと寂しくなります。
さて、今日は三回連続お伝えしてきた料理の話ではなく、久しぶりに在宅訪問栄養士としてブログを書きます。
11月30日、豊中市で『プライマリ・ケア学会近畿大会』が開催されました。
そこで僭越ながら症例を発表してきましたのでご報告させていただきます。
ただ、このブログでは発表症例の内容ではなく、そこにいたった経緯をお話します。
ブログは長く読んでいただいている方はご存知でしょうか、ちょうど一年前ぐらいにもプライマリ・ケア学会に参加してきましたという内容のブログを書いていたことを。
その学会を教えてくれた豊中市の開業医のA先生との雑談から話はスタートします。
昨年秋、A先生のところに訪問に伺ったときに「来年豊中で開催されるプライマリケア学会の運営委員になったのだが、会を盛り上げるため、共催してもらえるような団体はないだろうか」とご相談をいただきました。
プライマリケア学会のテーマは他職種連携です。在宅で医療・介護に関わられている職種の連携を深められるような、そして会オリジナルの取り組みを出せるような会にしたいとのA先生のお考えを聞き、そして昨年の学会を見学してみて、
(ほんとに勝手なお願いながら)
「在宅訪問栄養指導を行っている先生方に協力してもらって、在宅での改善事例や取り組みの症例を集めます。なので、先生から運営委員の先生方に提案していただき、在宅の管理栄養士がメインの発表枠を作ってください」
「症例や連携をしているケースがあっても、まとめて発表する場がなくて、活動をPRしづらいので認知度も低いままなんです。学会で発表した実績が作れれば今後の活動や啓蒙、連携もしやすくなります。それに、管理栄養士だけが発表する枠って普通の学会ではないので、先生の考えておられるオリジナルな取り組みのひとつにもなると思います。是非に・・・」
と、お願いしつづけました。A先生は提案に快く答えていただけたのですが、なかなか運営委員会としてのOKがもらえず、今年の6月になってやっと枠がとれそうとのお返事をいただくことができました。
そこからは急いで近畿圏で活躍されている在宅訪問栄養士の先生方にご協力いただき、微力ながら僕も1例発表させていただき、管理栄養士がメインの枠での症例発表を行うことが出来ました。
開業医の先生や、ケアマネジャーさん、訪問看護師、ヘルパーさんに比べるとまだまだ在宅で必要とされるケースや数は少ないのが在宅訪問栄養士の現状ですが、ブログにも登場していただいている利用者さまのように、在宅での食事療養のことは在宅の管理栄養士に相談する、お願いするのが当たり前の風景にできるようこれからも色々な会や勉強会、交流会に参加してスキルと人脈を作りつつ、PRと啓蒙(営業)を行っていきたいと思います。
※久しぶりに製造現場を離れての活動だったので、新しい刺激を受けリフレッシュできました。
はーと&はあと 管理栄養士 島田天心