こんにちは。京都 管理栄養士の 相山です。
あともう少しで4月ですね。今年は、どこにお花見にいこうかなぁとわくわくしています。
さて、今回は春の旬の食材についてです。
春の旬の食材には、キャベツ、菜の花、ふきのとう、たけのこ、セロリ、グリンピース、アスパラガス、さやえんどうなどがあります。
昔から「春には苦みを盛れ」といわれていますが、その苦み成分が、冬の間に貯めこんだ老廃物を出す働きがあるといいます。
冬より気温が高くなる春先になると、新陳代謝が活発になり、肝臓の働きも活性化され、体内に溜め込んだ脂肪や老廃物を排出して春の体へと変化していきます。
冬の体から春の体へと、スムーズに移行させてくれるのに欠かせない食べ物が≪山菜≫です。
春一番に顔を出すふきのとうやたらの芽、うど、ふき、せり、わらび、ぜんまいなどがあります。
苦味や香りを含んだ春の山菜には、抗酸化作用の高いポリフェノールが豊富に含まれています。
上手に、体内に溜まった老廃物を除くことは、春先の疲れやだるさを取り去り、そして春からから暑い夏を乗り切る体を作ってくれます。
旬の魚介類には、さより、さざえ、あさり、にしん、たい、さわら、もずく、やりいか、ほたるいなどがあります。
春の魚も美味しく、冬の時期に不足なビタミンやミネラルを食事を通じて補ってくれる役割を果たしています。
富山名産でもある、ほたるいかは内臓ごと食べられます。
内臓には、アミノ酸が多くビタミンA、ビタミンEが豊富です。
ビタミンは、老化と戦い、ストレス解消効果があります。
旬の食材は、季節を乗り越えるため必要な栄養素をたっぷり蓄えていて体にもよくおいしい、出盛りで値段もやすくなるのでお財布にも優しい!
季節を楽しみながら、積極的に取り入れていきたいですね。
春夏秋冬があるって、ほんとにいいなー。
はーと&はあと 管理栄養士 相山華菜