食事療養のサポートを現場から発信

デイサービスで出来る栄養ケアとは

こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。


さっそくですが、先月の28日はサロンオープン以来、初めての実地指導がありました。


今までの自分の仕事を見直す良い機会でもありましたが、いざ日にちが近づいてくるとドキドキ(汗)


指導に関しては全くと言ってよい程、指摘事項もなく無事に終えることができました☆


ちなみに、、、

実地指導の中でも加算の算定に関わるところはより鋭くチェックをされますが、私どものサロンでは色々な加算を算定しています!!


今年度から新しく新設された中重度者ケア体制加算や、サービス提供体制加算Ⅰ1、入浴介助加算、個別機能訓練加算Ⅱ、口腔機能向上加算、栄養改善加算を取っています。


その中でもデイサービスではあまり取っているところが少ない口腔機能向上加算と栄養改善加算を取っているのでケアマネージャーさんからも珍しがられます。
というより、どういった内容か知らない方も中にはいらっしゃいます。
※口腔機能向上加算についてはこちら⇒(http://www.pt-ot-st.net/contents/1144
※栄養改善加算についてはこちら⇒(http://www.pt-ot-st.net/contents/kaigo/1089


栄養改善加算については生活相談員 兼 管理栄養士として登録している為、私が中心となり加算対象の方に栄養ケア計画を立てています。


栄養ケア計画を立てる上で自分の中でも悩んでいるポイントが「通所としてできる栄養ケア」についてです。


サロンを利用していただいているときだけ食事が食べられる。

サロンを利用しているときだけ本人に合った形状で食事が提供できる。

サロンを利用しているときだけ食事ができる口腔内の状態が整っている。

                                                    などなど


上記のような通所利用中のみの状態がいかに良くても、あくまでそれはデイサービスでの話。

在宅生活を送られているご利用者様にとっては生活の一部分でしかありません。



特に週1回のみのご利用の方にとっての食事で言えば、1ヶ月93食(31日×3食)のうちの4食(4日×昼1食)で、私たちが関われるのは月のうち約23食分の1食の割合!!


この1食をどれだけ極めたところで、残りの約22食分が満足のできる状態でなければ、その方の食生活はよくなったとは言えません。


そういったご利用者様にどのようなプランを立ててあげること(関わりを持つこと)が、在宅で生活されるご利用者様の食生活を改善するきっかけ作りや、支えになれるかどうかということが一番の課題です。


実際に取り組みをさせていただいているご利用者様がいるのでそんな弱気なことは言ってられませんが、「通所だから気付けること」や「通所から変えてあげられること」を突き詰めていき、より良い栄養ケアを行えるよう頑張っていこうと思います。


管理栄養士でありながら生活相談員である自分にしかできないプランニングのもと、サービスを受けていただけるデイサービスは全国探してもはーと&はあと位ではないでしょうか。


まだまだ未熟な部分も多いかもしれませんが、そんな貴重な体験ができる感動体験サロンをお探しの方はご相談ください。


最後に当サロンで毎月作成しております行事報告をひとつ

8月行事報告.pdf


ご利用者様やご家族様、地域のケアマネージャーの方々などにお配りしております。


少しでも私たちの取り組みを知っていただく為、これからも発信し続けていきたいと思います!!



サロン管理栄養士 兼 生活相談 末藤

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美