食事療養のサポートを現場から発信

口腔ケアと口腔リハ

こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。

一気に寒くなってきてサロンご利用者様の中でも血圧が高くなったり、体調不良でお休みされる方も出てきています。

これからさらに寒くなっていくので体調管理には充分気をつけていきたいですね!!


さて、今回は高槻ケアネットのデイサービス部会で、私どものデイサービスでの口腔ケアと口腔リハについてお話させていただきました。

口腔ケアのところでは実際の詳しい磨き方等の話ではなく、当デイサービスで行っている口腔ケアに関する一連の流れや、衛生面、口腔ケア用品の取り扱い等についてご説明いたしました。

口腔リハでは、口腔機能向上加算算定についての話から、食事前口腔体操と歯科衛生士が考えて実施している口腔リハの内容を参加されている皆さんにも説明しながら体験していただきました。

食事前に行っている口腔体操では、腹式呼吸、首、肩、舌、頬、口唇のストレッチや唾液腺のマッサージ、口を大きく動かしながらの発声を行いました。

次に歯科衛生士が考えた口腔リハを今回は3つ紹介しました。

1つ目は、ストローとお弁当に使用するバランを使って行うものです。

バランを机の上に置き、ストローを口だけで加えた状態で吸引力でバランを持ち上げてもらいました。

持ち上げてもらう時間や回数により難度が変わってきます。

唇で加え、保持することにより口輪筋が鍛えられ、吸うことで呼吸の訓練にも繋がります。

 2つ目はストローと百均などで手に入るデコレーションボールを使用したものです。 紙の空白部に五百円玉より一回りほど大きめの円を書いていただき、デコレーションボールをストローでゆっくりと吹いて円の中に入れてもらう内容です。

1つ目の内容と違い、微妙な力加減が難しくなっています。

ご利用者様にはひらがなの五十音表を使って、三文字の頭の文字だけ穴抜けになっているワードを出して、そこに文字を当てはめて言葉を完成させてもらい、頭文字に該当するひらがなのところまでデコレーションボールを吹いて止めてもらうといったものも実施しました。

脳トレと口腔リハを合わせてゲーム風にアレンジ!!

3つ目は紙風船を使って、勢いよく吹いてもらうもの。

呼吸は吸うことだけでなく呼気が非常に大事になります。


その他ちょっとした工夫等を交えてお話させていただきました。


参加して下さった方々からは、「明日からすぐに実践できる内容で良かった!!」という意見も頂き、嬉しく感じました。

これからも口腔ケアの必要性や口腔リハをしている方が増えるよう、しっかりとアピールしていきたいと思います!!




個人的な話ですが、自分は体幹トレーニングとしてバランスクッションとダンベルを使用し日々鍛えております。 といっても始めてあまり経っていませんが(笑)

image.jpg

サロン管理栄養士 兼 生活相談員 末藤

このブログを購読する

管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美