こんにちは。京都 管理栄養士 相山です。
つい先日までは、秋の紅葉を味わっていたかと思えば、今は朝晩冷え込み冬の足音が聞こえてきました(@_@;)
さて、今回は低カリウムレタスについてです。
先日、低カリウムレタスを栽培される会社の方と面談する機会がありました。
半導体で有名な会社ですが、「ひとりでも多くの方に食のよろこびを」ということで開発に至ったというストーリーの流れも聞きました。
カリウムは、体の細胞内液に分布していて、ナトリウムと一緒に大切な物質交換をしエネルギー発生にもかかわっているミネラルです。
カリウムが多く含まれる食べ物には、生野菜、果物、イモ類があります。
カリウムの主な働きは・・・
・心臓機能、筋肉機能を調節する
・細胞内液の浸透圧が一定に保たれるように調節する
→血圧を調整をする
カリウムは、高血圧の方に血圧を安定させるため効果的といわれていますが、、腎機能が低下すると、カリウムの排泄がスムーズに行われなくなり高カリウム血症になり不整脈を起こしたり、心臓停止する危険性があります。
腎機能が低下している方は、食べ方に工夫が必要です。
カリウムは、水に溶けやすいため生野菜は、水に浸したり、ゆでこぼすことで含有量が半分くらいに減らせます。
しかし、ゆでた野菜ばっかりではいや!生のお野菜が食べたいという声も多くききます。
そこで、開発されたのが、低カリウムレタス☆
カリウムの含有量が80%抑えられています。
私も、食べてみたのですが新鮮でおいしかったです!
まだ、店頭で取り扱いがあるところは少ないみたいですが、インターネットなどで購入できます。
ぜひ、カリウム制限があるかたで生のお野菜を食べたいという方に多く知ってもらえたらとおもいます。
はーと&はあと 管理栄養士 相山 華菜