食事療養のサポートを現場から発信

ありがとうございました。

こんにちは。北摂事務所の仲野です。

寒さが日ごとに厳しくなる今日この頃。皆様風邪などには十分ご注意下さいませ。

今回はちょっと悲しいお話です。

昨年6月より腎臓病対応の食事をお召し上がりになっていた95歳・女性の方。

数値は尿素窒素32 クレアチニン1.7 K4.9

慢性腎不全を患っておられますが開始当初から高齢という事もあり厳しい蛋白制限の必要性はないのでは?と思うところもあったのですが(ご家族様も同意見で医師の意見書でも年相応の蛋白質摂取で良いとの意見がありました。)しかし、ご本人様は強く腎臓病対応食を希望されました。しかし、まずは減塩食での対応となり、配食以外での食事で過度の蛋白を摂らないように目安量を指導させてもらいました。

以降、1年半あまり毎日の夕食にご利用頂いておりました。

折にふれて訪問もさせて頂いており、その度に元気な姿を見せて頂き、またお手紙でも優しいお言葉をかけて頂きました。訪問の際は「こんなの食べていい?」と、とても熱心に聞き入って下さいました。「100まで生きる!」と笑顔でお話下さったことがとても印象的です。

その方が昨日亡くなられました。享年96歳。10日ほど前に風邪で入院され、そのままご自宅に戻ることはありませんでした。

ご家族様からご報告と配食へのお礼のお電話を頂きました。

アマネージャーさんからは「配食があることで安心されていました」とも言って頂きました。

この方からからは『いくつになっても前向きに。自分で出来る事は一生懸命すること』を学ばせて頂きました。

ご冥福をお祈り致します。

㈱はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 仲野ひとみ

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