食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。京都管理栄養士の島田です。

今年最初のブログになります。本年もよろしくお願いします。

今年の連休は短くあまり休んだ感じなく新年に突入した気がします。

嬉しいことに仕事始めの4日から新規の方の相談訪問に伺いました。

Mさま90代男性(夫婦同居)

ご主人が腸閉塞を起こされステント手術をされた後の食事療養にと。ケアマネジャーさんからのご紹介でご訪問させていただきました。

これまでは閉塞を起こすことなかったのですがご高齢でもあり、遠方にお住いのご家族が食事を心配されています。ご家族も一緒にご面談に同席していただきました。

病院からも低残渣食の指導を受けておられて、食べるのを控えた方がいい食品一覧をお持ちでした。

でも、ダメな食材が多く料理を作るよりも献立を考えるのが大変でとのことで夕食に栄養コントロール食の軟菜食をご用意させていただくことに。

(まず軟菜食を食べてもらって難消化性の食品を控えてもらって、その献立を参考に朝昼の食事をとってもらいます)

ご面談は主にご家族と奥様を中心に話が進んだのですが

Mさまから「下剤を飲んでいるから1日に何回もトイレにいかないといけない。これは何とかならないのか。薬をやめたい」

と訴えがありました

「腸が詰まらないように下剤が出ていると思いますので、トイレに何回もいくのが嫌だからとお薬はやめられないですね。でも、しっかり食事を気を付けてもらって普通食に近い食事がとれるようになって排便がうまく習慣的にできるようになれば、また量の調整なども先生がしてくれると思いますし、それまではトイレにいくのも療養と思ってお食事と生活、両方とも気を付けていきましょう」とお答えさせていただきました。

先生からは「高齢だし、特に厳しい制限はいわれなかったよう」ですが、腸閉塞は起こしてしまう、命の危険もある病気です。しっかり療養が支援できたらと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

地元のえびす神社に商売繁盛祈願にいってきました。毎年かごや熊手の飾りを買うのですが、今年は笹をかって自宅に飾ることにします!

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