食事療養のサポートを現場から発信

少しでも力に・・・☆

こんにちは。東京 管理栄養士 金成です。

先日とあるホテルのカフェに行ったのですが桜がありました。

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もうすぐ春ですね♪

 

 

さて、今回は昨年利用していた方のお話です。

糖尿病性腎症で透析中のご利用者様。

週に2回のご利用でその他のお食事は娘様とヘルパーさんでの用意になります。

 

娘様は食事療養にとても熱心でたくさん食べさせてはいけないと思い込んでしまっており、とても一生懸命になっていました。

そんな中、厳しく制限されてしまうほどご本人様はストレスを溜め込んでしまい、暴飲暴食をしてしまい入退院を繰り返してしまうようでした。

初めてお食事をお届けしたときの感想は

こんなに食べていいんだ!

と喜んでいただいたことを覚えています。

腎臓に負担をかけないようカロリーをとることも大切なことや、好きなものの目安量などをお話させていただき、娘様も厳しすぎなくて良いことで安心してもらえました。また、ヘルパーさんも交えて一回の食事量の話もさせていただき、お届けしない日のお食事について相談させていただきました。

厳しすぎないことで本人様もストレスが減ったのか暴飲暴食も減り、安定していたのですが、年末に消化管出血で入院となってしまいました。

担当のケアマネージャーの方も入院が長引くかも。とお話があったのですが・・・

2月にカスタマーセンターへ連絡がありご逝去されたとのことでした。

娘様からもありがとうございましたと伝言付きでした。

亡くなってしまったことは非常に寂しいのですが、入院前に関われたこと、関わって好きなものを少しでも食べてもらえたことで少しでも力になれたのかな?と感じています。

こうすればよかった!と後悔しないようこれからも頑張りたいです。

 

ご冥福をお祈りします。

 

 

いなげや 管理栄養士 金成なつみ

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