食事療養のサポートを現場から発信

やる気の継続

こんにちは、カスタマーセンター小山です。

先日、ひな祭りでした。

わが家で姫(笑)は私だけでしたが、気分を盛り上げるためにちらし寿司にしました。

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息子も喜んで食べてくれて、何より(*^_^*)

さて、栄養指導先でのお話です。

60代男性。久しぶりに受けた、市の健康診断でHbA1c10以上あり、保健所から呼び出しがあり改善する必要があると聞き、栄養指導にこられた方がいらっしゃいます。

自分が糖尿病だなんて、信じられないと、まだ受容できていないようでした。

話をきけば、糖尿病の家族歴なし。

但し、介護のストレスがあり、ポテトなどのファーストフードや、ロールケーキを1本食べてしまったりと、ムラ食いのある食生活をしていらっしゃいました。

保健所からの呼び出しのあとは、これ以上悪くなりたくないという一心で、

ご自身で体重・血圧を毎日記録し、食事にも気を付け、肉は食べずほぼ魚か大豆製品。サラダにも味付けなし。

飲み物は水。ウォーキングは、毎日1.5~2時間。

栄養指導にいらっしゃったときはHbA1cは8%台まで落ちていました。

少し気になったのが、極端に制限しすぎているご様子であったので、

1食の目安量をお伝えし、食事を楽しんでもらうために、味付けもこの程度ならいいですよ、と提案させていただきました。

もちろん、頻度さえ気をつければ肉も食べていいこともお伝え。

少し、ほっとされたご様子。

その後、ご自身の中で「ビールは週1回、1本まで」「おやつはこのくらい」というルールをご自身で決められ、余裕も出てこられました。

栄養指導にみえてから、3か月後、内服なしでHbA1cは5%まで下がり、体重も標準体重まで減量できました。

ご自身のやる気が継続できるよう、今後もサポートしていけたらと思います。

管理栄養士 小山祐子

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