食事療養のサポートを現場から発信

シュークリームが食べたいの!

こんにちは。サロン管理栄養士 兼 介護職員の柴田です。

今年の梅雨入り宣言をニュースで聞き逃していたのか、

梅雨入りしたという事実を今日知った私です |д゚)

じめじめした気候は気分も↓↓↓になりがちですが、

みなさんに元気を与えられるように、テンションあげて頑張ります!!

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さて、サロンでは、いつも午後14時半ごろからはおやつタイムになっています。

なんでも食べられる方、

糖尿病の方、腎疾患がある方、

食事からの栄養摂取が少なくおやつで栄養付加する必要がある方、

嚥下困難な方 

など、利用者様に合わせたおやつ提供をしています。

先日久しぶりにシュークリーム提供しました。

76kcal、たんぱく質0.5gのミニサイズのシュークリームです。

皮はしっとりやわらかめ、クリームはカスタードクリームでやわらかめのものでした。

サロンには、嚥下困難があり、普段はムース状のお食事やあいーとを召し上がっている方が何名がいらっしゃいますが

食べる楽しみを感じてもらいたく、できるだけ皆さんにシュークリームを提供することにしました。

看護師と相談し、ご本人様の状況をみて、

嚥下に問題がある方は、シュークリームを半分に切り皮ごと提供、

でも食べるときは、スプーンでシュークリーム中のクリームだけ食べてもらうことにしました。

嚥下困難がある女性。

「皮も食べたい」との訴えがありました。

甘いものが好きなこの女性、でも最近嚥下の状態もあまりよくない、喉も少しゴロゴロ...

看護師とも相談し、今の状態ではあまり食べてほしくないけど...

でも、やっぱり食べさせてあげたい!!

ということで、看護師見守りのうえ吸引機スタンバイ、

クリームの皮は利用者様の前でキッチンばさみで細かくチョキチョキ、

中のカスタードクリームと程よく混ぜ込んで

少量ずつ食べてもらいました。

皮が半分ほど食べたところで、もうやめましょうか?というと

「もっと食べたい!」と。

残りわずかに、カスタードクリームと一緒に食べられるぎりぎりのところまで

皮とクリームを一緒に食べておやつタイムを満喫してもらいました。

ご本人様は、皮だけでも最後まで食べたいとおっしゃいましたが

看護師と相談し張り付く危険も考慮し、途中で切り上げさせてもらいました。

帰宅前には吸引し、喉もクリアな状態で帰られました。

おいしそうにシュークリームを食べる姿をみて

私もとても幸せな気持ちになりました。

私一人では、嚥下困難の方にシュークリームを食べさせてもいいものか、と

判断する力はまだまだ足りないですが、

看護師を中心としたほかのスタッフがいるサロンだからこそできること!

もっと連携して、自分も力をつけ、利用者様の笑顔を引き出しだせるスタッフになりたいなと思います!

サロン 管理栄養士 兼 介護職員

柴田 満里子

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