こんにちは。京都 管理栄養士 相山です。
明日からは、7月ですね。ほんとに1か月が早くてびっくりしています。
7月7日は「七夕」。一つだけ願い事が叶うとしたら何にしようか、悩んでいます。
今回は、栄養指導先での患者様のお話。
独居の65歳。男性。性格は、明るくハツラツ。
先生から、コレステロール、中性脂肪、肝機能低下、糖尿病境界線栄養指導を受けるようにとのことで面談しました。
「分かっています。原因はお酒です。」のが一番初めの言葉でした。
昼も夜も飲むことがある。焼酎2杯に、ウイスキーに・・・と。お酒がかなり好きなご様子。
ご自身で、一日のお酒の適量を説明されました。
ビールなら中ビン1本(500ml)、日本酒・・・1合、ウイスキー・・・ダブル1杯、ワイン・・・グラス2杯、焼酎・・・1本。
わかっておられますね!「禁酒してくださいとは言いません!!まずは、1日1回にしましょう。できたら、週1は休肝日もどうですかと」話すと。
今日から、心がけてはみるとの声がありましたが、実行できるかわからないと。。。
まずは、1日に飲んだお酒と量をメモに起こしてもらうことにしました。
他にも、お食事内容のヒアリングをして、おひとり暮らしなので食材数はすくなく、かなり偏りがありました。
コレステロールの点で気になったのは、、、、
たんぱく質がいいとおもって卵を1日に2個、または3個食べることがあると!!
卵は、とても栄養価が高く、良質なタンパク質、リン、カルシウム、鉄、ミネラル、ビタミン類などがバランスよく含まれていますが、
卵1個で、コレステロールが220mgほど含んでいます。
コレステロールが高い方は1日にコレステロール300㎎にしましょうとお話します。
ほかにも、調理で使う油や主食のお肉などを食べることを考えると、すぐに1日にとっていいコレステロール値をクリアしてしまいます。
まったく食べてはいけないわけではありませんが、食べる量や回数が大切になってきます。
一般的な目安は、2日に1個、あるいは1週間に3個程度を取るようにすれば安心です。
卵のコレステロールは、ほとんどが卵黄に含まれ、卵白にはほとんど含まれていません。(卵黄100g中1400mg、卵白100g中1mg)。卵白だけをじょうずに工夫して料理するのもおすすめです。
あとは、ビンの牛乳を3本飲んでおられました。
牛乳も脂質とコレステロールを上げることをはなし、低脂肪をおすすめしましたが、おいしくないし、、、と。
では、1本にしましょうと!
「なんでも、1.1.1トリプル1(ワン)ですね!体の為だと思って、やってみます!」と。
とても、ハツラツとされ実行力があるように感じたのでがんばていただきたいです。
次回、お会いするときの数値の改善を願っています★☆
はーと&はあと 管理栄養士 相山 華菜