こんにちわ!北摂管理栄養士の徳山です。
湿度が高いですね〜屋内でも高温多湿の中で長時間過ごすと、熱中症の危険があります。こまめな水分補給をして下さいね。
以前からブログに書いている腎不全の利用者様ですが、5月の血液検査で、クレアチニン、尿酸値が悪化、かなり落ち込んでおられ、毎日の食事記録もやめてしまおうかなと、、弱気になっておられました。
昨日訪問し、食事記録を見ながら改善点を探ってきました。
5月後半、以前指摘した、どくだみ茶、緑茶は麦茶、紅茶に変更され、外食もたんぱく源はひとつまで、と意識はされていましたが、昼食を菓子パンと紅茶、ドリンクゼリーで済まされたり、乳酸飲料を飲み過ぎていたり、生の果物摂取されたりと、気になる点は多々、、、
「そうは言うけど、スーパーに行って季節の果物が並んでいると、食べたいなぁって。駄目なものは分かるけど、何がいいのかが知りたいんだよ」と利用者様。
生の果物は、カリウムが多い事をお伝え、缶詰めに変えるか、カリウム1日1500mg以下になるよう量を調整して食べて頂く事を提案し、カリウムの多い果物(バナナ、柿、キウイ、メロン)比較的少ない果物(りんご、パイナップル)をお伝えしました。
たんぱく質の少ない間食に、くずきり、ところてん、ゼリーをお薦めしました。
昼食の偏りは、バランスが悪く、エネルギー不足にも繋がるとお伝えし、ボランティアから一旦家に戻れる日は配食を提案。
「結局、食事療養が大事と気づいて実行するのは、自分自身なんだよね。今の生活でボランティア活動やめろってもしも言われたら、辛いよね」
以前より身体の疲れ、変化を実感されている利用者様。食事療養の大切さを感じておられる今、少しでも長く今の生活が続くようサポートしていきたいです。
週末のおやつ、わらび餅です。オシャレに盛りつけられなくてすみません。
砂糖を粉飴、きな粉をぐんぷんきな粉に代替すれば、腎臓病の方にも適したわらび餅になります♫
管理栄養士 徳山 沙紀子