食事療養のサポートを現場から発信

『ロコモ』をご存知ですか?

こんにちは。東京の六波羅です。

東京は梅雨明けが遅れています。。。
涼しいのは良いんですが、日々原付で外勤の身分。
雨が降らないに越したことないのです(笑)。
強力な日焼け止めを購入し、夏本番待ちです!

6月の私は、市民講座に大忙しの1ヶ月となりました。
地域包括支援センター主催の講習会に、
講師としてお招き頂く機会が増えているのです。
本当にありがたいことです(^^)
テーマは『食中毒』『熱中症』など、
夏本番を見据えた内容が並びます。

↓この日は、東村山市に出向いての講座↓
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『バテない栄養学』と題し、
ロコモティブシンドロームと、夏の水分摂取のコツについて
お話してきました。

さて、タイトルにもありますが、『ロコモ』をご存知ですか?
(ハンバーグの載った丼は『ロコモコ』ですのでお間違いなく・笑)
ロコモは、正式名称を『ロコモティブシンドローム』
日本語で『運動器症候群』と言い、
カラダを動かすための筋肉や骨に異常をきたすことを指します。
下記7項目のうち、1項目でも当てはまる方は、ロコモに注意です。

① 片足立ちで靴下が履けない
② 家の中でつまづく・滑る
③ 階段を昇るのに手すりが必要
④ 横断歩道を青信号で渡りきれない
⑤ 15分程度続けて歩けない
⑥ 2㎏程度の買い物をして持ち帰るのが困難(2㎏=1ℓの牛乳2本)
⑦ やや重い家事(掃除機の使用や布団の上げ下ろしなど)が困難

高齢世代は『メタボ』より、『ロコモ』の予防が大事!
カラダが動かせなくなると、短期間で要介護状態に陥ることが多いためです。
予防のためには、カラダを鍛えることも大切ですが、
筋肉を作り、骨を維持するための材料である
『たんぱく質』を摂ることが重要です。
たんぱく質は、肉・魚・卵・大豆とその製品・乳とその製品に多く含まれます。
私がオススメしているのが、
①卵 ②牛乳またはヨーグルト ③納豆または豆腐 
を、常備しておくこと。
安価で手に入れやすく、調理の手間が殆どないためです。
これらを毎食取り入れることで、たんぱく質を補給することができます。
(たんぱく制限のある方は医師や管理栄養士の指示を仰いでください)

余談ですが、
東村山市は、志村けんさんの出身地として有名です。
彼の歌う『東村山音頭』を覚えている方も多いでしょう。
♪東村山三丁目~
という歌詞が登場するのですが、
実は、東村山市に『東村山三丁目』という町名は存在しません。
私自身、市内を営業するようになって初めて知り、
とてもびっくりしました(笑)


東京 管理栄養士  六波羅 美幸

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