食事療養のサポートを現場から発信

血糖コントロールへの要望と課題

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

夏本番で、日焼けによる体力低下がやばいです。塩分と糖分と水分の補給をこまめにしないと、と思いながら気が付くと朝出るときに買った500mlのペットボトルを飲みきれずに帰社してしまっている自分がいます。もっとこまめに補給しないとダメですね。補給用にアラームをセットしようかなと思っています。

さて、先日お伺いしたFさま(80代、女性、高齢世帯)

かなり以前から配食をご利用いただいておりました昨年秋ごろに脳梗塞で入院されていましたが、退院の目途が付き、と同時に再開のため病院でご面談させていただくことになりました。

脳梗塞の後遺症で嚥下力が落ちていて、病院では刻み食を召し上がっておられましたがSTさんから「退院までには常食にアップして帰します」ということで常食で再開。が、結局自宅に戻られた後で、「常食では食べづらいから刻みでもってきて」といわれ、刻み食でお届けしております。

もともと糖尿病をお持ちで入院前はインスリン治療で療養されていましたが、入院中に内服でコントロールができるようになり退院後も内服でコントロールされています。(インスリンがうまく打てていないときもあったようです)

退院から約一か月後に本人から「デイサービスでのお菓子が食べたいが先生がOKしてくれない。ご飯の量を調整してでもお菓子を食べることはできないか?」とご要望が担当ケアマネジャーにあがり、連携のため担当者会議に参加させていただきました。(嚥下は現在の形態で大丈夫なようです)

本人・ご家族から「現在でもデイサービスで少量だけお菓子を出してもらっているけど、他の方の量に比べて半分から1/3程度しかもらえない。1個全部食べたい!そのためにはご飯を減らしてもいい。でも先生は間食をOKしてくれない。主治医のA先生は、まあ少しぐらいは、っていってくれるけど。A先生のかわりにたまに診てくれるB先生には絶対ダメって怒られる。お菓子を食べないとデイサービスから帰った後におなかが空くからなんか食べたい」と。ケアマネジャーや僕からは血糖コントロールのことを考えると間食の許可は出しにくい、半分でも我慢してほしいのが本音ですが、やや認知力も弱っているFさま。他の方と違うことがなかなか受け入れていただけません。しかし、先生からOKが出ない以上、デイではお菓子を今後は出せないことを何とか納得いただきました。さらに、よくよくお話を聞いていくと、デイでのお菓子よりデイから帰ってきてからおなかが空いたときに何も食べられないのがつらい。との要望が新たに判明

で、あれば夕食までの間の時間に食べてもそんなに血糖があがりにくい低カロリーのお菓子を、はーと&はあとでご用意することに。19時ごろには夕食召し上がられるF様。そんな胃に残るもの糖質の多いものは食べられません。低カロリーのセリー類をご用意して一時の楽しみにご利用していただくことをご提案させていただきました。

ご提案したゼリーです。

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血糖コントロールへの、食べたい要望と安定管理の課題を両方ともクリアできればいいのですが。

毎年仲間で遊びに行っている若狭高浜

今年は連日の夏日で海も穏やかで、透明度が抜群でしたが、さらに日焼けしてしましました。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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