食事療養のサポートを現場から発信

「おやつ」の意義は?

こんにちは。

サロン管理栄養士 兼 介護職員の柴田です。

外は灼熱ですが、サロンの中はややひんやり。

私たちスタッフが暑いと感じる室温でも

利用者様の中にはその室温が寒いと感じたり、

クーラーの風を苦手とする方がいたりと

室温調整が難しいなあと日々感じています。

さて、最近思うこと。

私自身、介護職員としての日々の業務の中では、昼食時間に携われることが少なく

食べる時間に接することが多くないのが事実としてあるのですが・・・。

その限られた時間の中で、私が毎日携われることができる「食べる」時間は、おやつの時間です。

サロンのおやつの時間は、おおよそ2時半ごろから。

昼食を食べていただき、歯を磨いて、体操をして、レクリエーションをした後がおやつの時間です。

お食事と同様、利用者様の身体状況に合わせて、

やわらかいもの、一口大のもの、ゼリー状のもの、低カロリーのもの、高カロリーのもの...

を提供しています。

とある摂食嚥下困難な利用者様は、いつもお出ししているゼリーを

最近食べなくなっていました。

どうやらお口に合わないらしい。飽きてきているらしい。

元社長さんで、「これは阪急デパートで買ってきたものか?」なんて

冗談を言われたりするので、今まで上等なものを召し上がってきたのだなあと思われます。

とある摂食嚥下困難な利用者様は、カップケーキを食べられるらしい。

サロンのおやつではいつもゼリーをお出ししていたのですが。

とある糖尿病の方には、いつも低カロリーのものを。

お隣の方のおいしそうなおやつをみて、「自分も食べたい」と。

このような状況をみて、自分のアセスメント不足を痛感しています。

改めて、「おやつ」の意味を考えてみました。

補食として、一度のお食事では不足する栄養を補うもの。

楽しみとして、そのおやつを味わい、周りの方との会話を楽しむもの。

人それぞれだと思います。

ご本人様の御意向、ご家族様の御意向、ご本人様の身体能力を考慮してになるのですが、

おやつには、もっと遊び心があってもいいのかなと感じ始めています。

もちろん、その方にあった形態、栄養成分であるなど、安全が確保された上での話です。

はーとのサロンには、常勤で看護師がいますし、歯科衛生士も、管理栄養士もいます!!

たかがおやつの事なのですが、

利用者様を少しでも笑顔にできることを、自分にできることを

少しずつ考えていきたいと思っています!

ちなみに私にとってのおやつは...

「甘いものを食べて幸せな気持ちになりたい」

です(^◇^)

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久しぶりに友人の結婚式があり東京へ。

やっぱり結婚式のお料理は見た目も味も絶品でした!

ついでに初めてのスカイツリー見物です☆

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管理栄養士 兼 介護職員

柴田満里子

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