こんにちは 京都 管理栄養士 相山です。
すっかり秋ですね。みなさん体調はいかがでしょうか?ついこの間まで、半袖だったのに、あっという間に厚着です。
朝晩の冷え込みもあり、体調も崩しやすいので気を付けましょう。
今回は、「お食い初め」についてです。
先週、実家の富山に帰省し7月に生まれた姪っ子の「お食い初め」に立ち会ってきました。
みなさんはご存じかもしれませんが、私はお食い初めの意味や儀式の進め方など詳しく知らなかったので勉強になりました。
お食い初めは、地域によっても異なりますが生後100日目にする儀式です。
そして「子供が一生食べ物に困らないように」また「歯が生えるほど成長したことを喜ぶ」意味をこめて赤ちゃんに食べさせる真似をする儀式です。「歯固め」「箸ぞろえ」「箸始め」と呼ぶ場合もあります。
お食い初め用祝い膳メニュー内容は「一汁三菜」が基本
- 鯛などの尾頭付きの焼き魚
- 吸い物(鯛、鯉など)
- 煮物
- 香の物
- 赤飯、白飯
さらに、丈夫な歯が生えるように、歯固めの小石と、シワがいっぱいになるまで長生きできるように梅干を添える習慣もあります。
お食い初めでは、「養い親」と呼ばれる、祖父母や親戚のなかの年長の人が、箸をとり食べさせるマネをします。
男の子なら男性に、女の子なら女性に。これには、長寿にあやかると言う意味があります。
お食い初め儀式の正式なやり方は、「ご飯、吸い物、ご飯、魚、ご飯」の順番を三回繰り返し、食べさせるマネをします。それから歯固めの儀式です。箸で歯固め石に触れて、その箸を赤ちゃんの歯茎にちょんちょんと軽くあてます。この時に「石のように丈夫な歯が生えるように」と思いを込めて。
写真は、前日に80歳の誕生日を迎えた祖母です。ひ孫が20歳成人になるまで生きるの!!100歳余裕!!と笑顔で☆
80歳で全部自分の歯だから、なんでもおいしいのと食いしん坊の祖母です。
祖母のお母様は、102歳まで元気に生きてくれたので・・・祖母も長生きしてほしいです。
はーと&はあと 京都 管理栄養士 相山 華菜