2016年11月アーカイブ

こんにちは。
東京・管理栄養士の六波羅です。

先日、とある生活介護事業所にお邪魔してきました。
そこが運営する地域食堂に訪れる方に向けて、
栄養講座のご依頼があったためです。
ボランティアさんが作ってくださったカレーとフルーツヨーグルト。
じゃーん★
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とてもおいしくいただきました!
満腹になったところで、講座スタート。
本日のお題は『バランスのよい献立作り』。
事業所に、ちょうどよいものがあったんですよ↓
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料理カードです。
コレをテーブルいっぱいに広げて、
ひとり1品ずつ、献立を考えていただきました。
みなさんワイワイ楽しそう♪
少しずつ絞られて・・・
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この方は、この中から、

・豆ごはん
・トンカツ
・味噌汁
・ほうれん草のおひたし
・サラダ

を選んで夕食の献立を作成しました。

・・・お。
献立の基本は、主食・主菜・副菜が揃っていること。
上記の献立をあてはめてみると・・・

主食(豆ごはん)
主菜(トンカツ)
副菜(ほうれん草のおひたし・サラダ)

なかなか良いじゃありませんか!
但し、心配なのは、調味料を使いすぎてしまうかもしれないこと。
減塩、エネルギー過多に配慮したい方は要注意です。
豆ごはんは、白飯に変えてもよさそうですね。
減塩が必要な場合、味噌汁は1日1回程度が無難かもしれません。
揚げ物を食べるときは、
サラダのドレッシンングはノンオイルにして脂質を控え、
逆に、主菜で焼き魚などの塩辛いものを選んだら、
サラダには低塩調味料の代表・マヨネーズを。
おひたしには、醤油よりポン酢。『しょっぱい』を控えるコツは『すっぱい』を使うこと。

みなさん、とても真剣に聞いてくださって、質問もたくさん。
予定時間を大きく超えて盛り上がりました!

講座に行くために土曜出勤したのですが・・・
休日ならではのオフィスの風景↓
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窓掃除です。ココ8階ですよ。。。
私は高所恐怖症なので、こういうお仕事の方、本当に尊敬します。


東京・管理栄養士 六波羅 美幸

こんにちは。

カスタマーセンターの小山です。

また、寒くなりました。

気温の変化により、体調崩しやすくなりますので、ご注意ください。

 

さて、かさましレシピ、その②です。

今回は、患者様に教えてもらった商品をアレンジしました。

血糖値上昇を緩やかにするには、まず野菜や海藻、きのこなど、食物繊維をとってから、といいますが、長年、この「食べる順番療法」をつづけていると、野菜に飽きてきてしまっていると口にする方もしばしば。

紹介して下さった患者様もその1人。

そこで、スーパーでみつけた、「海藻麺」。

食べてみると、プチプチとして食感が楽しい、食べる楽しみがふえたと仰っていました。

なるほど、私も早速この商品を購入しました。

レシピは下記の通り。

・海藻麺

・えのき さっと湯通し

・ワカメ 水に戻す

・プチトマト

えのきとワカメを三杯酢で合え、味を馴染ませる。

味が馴染んだら海藻麺を加えてまぜる。トマトを沿える。

 

簡単で、ボリュームアップ。えのきとワカメでぬるぬる感もあり、少量の調味料でもおいしくいただけます!

カロリー無し、食物繊維が取れます。和え物のアクセントに、一度試してみてください★

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海藻麺(100g) 0Kcal  たんぱく質0g 塩分0.03g Ca210mg 食物繊維2.3g

管理栄養士 小山祐子

こんにちは☆北摂の管理栄養士の大都です(^^)ノ

私が日々走り回っているエリア内でも街路樹はじめ、あちらこちで紅葉が楽しめる季節になりました♪

少し肌寒いとはいえ、空気も澄んで、なんだかキモチ良いです。

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こちらは年に二回ほど訪れる、京都府南丹市のとある場所。

天気もよくて赤や黄色が映えますね(^^)v

先日訪問した、Tさま。70代の男性です。ご家族は50代の息子さま。

脳梗塞で倒れてリハビリ病院へ入院。その後、肺炎になり入院。

一ヶ月で47kgあった体重が40kgへ。脳梗塞後リハビリ病院で歩けるまで機能回復していたのですが、少々頑固な性格で肺炎で入院した先でのリハビリを拒み、すっかり歩けなくなってしまいました。

病院での「ドロドロした食事」が嫌で嫌で(^^;

退院後の食事に『TaBeLuソフト』をお出ししたところ、目が輝きました。

息子さまの介護負担軽減にも、Tさまの筋力の増加が必要です。

幸い、食欲もしっかりあるのでカロリーと蛋白質強化の補助食品も加えながら、しっかり食べて頂ければと思います。

あとは、

かなり頑固にリハビリを拒んでいるので、どう運動して頂けるのか・・・

これが一番の難題ですね(^^;

日々さまざまな相談を受けて、いろいろなご家庭を訪問していると・・

食事制限の相談、食べにくい、食べられない相談はもちろんなのですが、介護の相談、夫婦間、母娘間の相談も・・・

今月出会った

ご両親二人の介護を1人でされている50代の息子さま。

毎週2回大阪市内からご両親の食事の用意をしに来る娘さま。

日々進む認知症のご主人の世話を献身的にしている奥様。

認知症のお母様のお世話をしながらお勤めされている娘さま。

ご病気の息子様のお世話をするため、大阪と関東を毎月行き来している女性。

ご病気の奥様の介護をしながらお勤めしている50代のご主人。

私に直接的な解決やお手伝いもできませんが、『食事と栄養』のコンシェルジュとして少しでも『食事と栄養』のお悩みが、キモチが楽になればいいなぁ・・・と思いながら関わらせて頂いています。

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

こんにちは。

サロン管理栄養士 兼 介護職員の柴田です。

先日、親戚の結婚式があって北海道に帰省してきました。

現地はなんと3℃!関西とは15度も違う!!

しかも、雪が降っている!!

同じ日本なのになあ...と思うと不思議な気分でしたが

北国育ちの私にとっては、

その寒さが妙にしっくりくるのです。

故郷はいくつになってもよいものです。

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北海道で食べた刺身盛り。

新鮮でおいしかったです☆

 

さて、先日㈱H+Bサイエンス様に来社していただき、

オリゴ糖についての勉強会をしていただきました。

なぜ、オリゴ糖かというと...

 

サロンご利用者様の中には便秘に悩まされている方が多いなと

感じていたところ、ちょうどオリゴ糖のサンプルを

いただいたのがきっかけでした。

 

サロンご利用者様の中には、

特に介護度が高く、常食が食べられなくなった方は

常食に比べ食事量も減っているし、食物繊維摂取量が減っています。

介護度が高いことから、運動量も低下、腹筋も低下→便を出す力も低下します。

 

服薬を多くされている方も多く、

薬の副作用として便秘になりやすい。その結果下剤を服用している。

 

など、便秘になる原因はたくさんあります。

 

介護する側としても、

利用者様がトイレに長時間座っているが、なかなか排泄できず時間がかかったり、

入浴時に排便があり、お湯につかれなかったり...

 

日々の業務の中で、排便コントロールをすることでメリットは多く、

また実は悩んでいる というご利用者様も多いように思います。

 

今回ご紹介いただいたのは、オリゴ糖の中でも

「乳果オリゴ糖」というオリゴ糖で

味は砂糖に近いが

カロリーも低く血糖を上げないもの、

そして

少量で排泄効果が現れやすい

また下痢しにくいオリゴ糖です。

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今回の勉強会の中で

・下剤を長期利用することの危険性

・市販のオリゴ糖のワナ

(ショ糖や食品添加物など不純物も多いものもある)

・腸内環境を良くすることのメリット

(免疫機能が高まる、インスリンの分泌を助ける、脂肪の蓄積を防ぐ、

セロトニン分泌を助け精神を安定させる など)

 

など、勉強になることも多かったです。

 

サロンの中でどのように取り入れていくかは

もう少しスタッフ間で話し合い決めていこうと

思っています。

まずは、自分もオリゴ糖摂取して

効果を実感したい!!と思いました(^◇^)

 

管理栄養士 兼 介護職員

柴田 満里子

 

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

冷え込みが厳しくなってきました。本格的に冬物を出してきて、春夏物で着なくなった古着は断舎離しました。

さて、まだ暑い季節に低栄養で相談をお受けしたY様(90代、女性、独居)

血液検査でアルブミン3.5という結果を受け、

「先生から少し低栄養が気になるので、栄養をとるようにいわれた」と配送員に声かけいただきました。

「お昼に持ってきてもらった食事を、多い時は昼夕に分けて、食べられる時は昼で完食して、その時は夕食は自分で好きな物を食べている」とのこと。

相談にお伺いした日は娘様も同席頂き、どのように栄養をとったらよいかを一緒に考えさせていただくことに。

Y様「ご飯はそんなに食べられないけど、おかずは好きな物なら完食できる。苦手なのは残してしまう」

娘様「一緒に住んでいないし、そんなに頻繁にもこれないので、食事が心配。これまでも気ままな生活をしていたと思うので低栄養で体が弱ってしまわないように、少しは食事を気をつけてほしい」とのこと。

高齢ですが、まだまだ一人で外出や買い物なども行かれているY様。昼は配食を利用していただいていましたが偏食と粗食傾向に傾いていたのかもしれません。

そこで

まず、夕食も配食でおかず食をご用意させていただき、バランスよい食生活をしていただくことに。食べたいものがある時何度は事前に配送さんにキャンセルの声かけをしていただくか、お電話いただくことに。

蛋白質を補給していただくために、たんぱくゼリーやドリンク、また牛乳や味噌汁などに溶かしても摂取できるプロテインパウダーなどをご提案。

その中から、おやつに利用できるゼリーと、朝の味噌汁に混ぜて摂取したいとプロテインパウダーをご用意させていただくことに。

昼夕お届けになったので、喫食具合を配送さんにヒアリングしてもらいながら、夏場は脱水予防の声かけも併せてお願いしながら三ヶ月後。

「先日Drから数値も改善され、誉められた。食事もしっかり食べられています。」と元気な声を聞かせていただきました。

検査結果はまだ未確認ですが、元気な声で感謝の言葉をいただけたことが栄養改善の成果です。

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ご提案させてもらったプロテインパウダー

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粗食にならないようにしっかりランチ

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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