食事療養のサポートを現場から発信

心と脳

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

新年おめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

今年も充実した年になるよう、また皆様に食事療養の結果をお伝えできるよう努めて参ります。

(どこかのトクホのCMではないですが、皆で結果を出せる年にしましょう)

さて、個人的に知識が栄養・食事関連のことばかりに偏らないよう、毎年テーマを決めて他の分野の本を読んでいます。前年は心理学入門書を呼んでましたが、今年は認知科学の本を読んでみたいと思っています。

手始めに読んでいるのが「心と脳」

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皆様もご経験おありでしょうが、言ったつもり、聞いたはず、でも記憶がない、または記憶違い認識違いをしていることってありますよね。

脳は結構いい加減に物事を記憶しています(だまし絵なども脳の錯覚を利用したものですよね)

指導でも、伝えたことがご理解いただけていなかったり、伝えた情報がまちがって記憶され実践されてしまっていたり、食べるのは控えてくださいと伝えたことが、食べてもいいと勘違いされてしまっていたり・・・そんな日々。

常に伝え方が悪かったのかなぁ、もっと丁寧にわかりやすく伝えないと、と反省すること多々ありますが、そもそもその情報を受け取る側の人間の脳が『いい加減に記憶している』としたら・・・

脳はどうやって情報を記憶するのか、また記憶した情報を整理して引き出して活用するのか。そんなことが少しでも理解できれば、その人の発言や行動にも、意識や意識下が影響しているのかもしれないとさらに理解が深まり食事療養のサポートの武器になるのではと勝手に妄想しています。

現時点では脳を活性化させる、また認知症を防ぐ食事療養というのは有効なエビデンスレベルではあまり発表されていないと思いますが、今後は食事と脳の関係がわかってくれば、脳の健康管理のための食事療養サポートができる日がくるかもしれません。

もちろん、そんなのは未来の妄想ですから、今年も現在困っておられる生活習慣病の方、低栄養の方、摂食嚥下障害の方の食事療養を支援できるよう努めます。

健康管理に奢っていただいたお肉

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めちゃくちゃ美味しかったです。ご馳走様でした。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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