こんにちは 京都 管理栄養士 相山です。
6月も後半!
どんどん暑さが増してきていますが、みなさん夏バテになっていませんか?
梅雨時期でジメジメするかと思えば快晴で、私は夏が苦手です・・・
そんな季節ですが、スタミナ食材を食べて、夏を元気に乗り切りましょう!
さて今回は、6月の旬の食べ物について★
6月の旬の食べ物
アスパラガス、ピーマン、いんげん、枝豆、にんにく、しそ、きゅうり、ししとう、おくら、梅、さくらんぼ、あじ、あなご
そのなかで、今回は4月~6月の旬の食材「アスパラガス」!!
主な産地は、北海道、長野、佐賀
アスパラガスは、主にβカロテン、ビタミンC、食物繊維を豊富に含みます。
穂先には、毛細血管を丈夫にする働きを持つルチンが多く含まれており、動脈硬化や高血圧予防に効果的です。
また、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸が多く含まれており、新陳代謝を促すとともに、たんぱく質合成を高める効果があり、滋養強壮や疲労回復に効果的な野菜です。
★おいしいアスパラガスの選び方★
・穂先が締まっているもの
・縦の筋が目立たないもの
・茎がまっすぐでしっかりしたもの
・濃い緑色のもの
★保存の仕方★
・濡らした新聞紙に包んで袋にいれ、冷蔵庫に立てて保管
(横にして保存すると、上にのびようとして穂先が曲がってしまう)
・硬めに茹で水気を切り、フリーザーバック等で冷凍保存も可能
☆からだにうれしい食べ合わせ☆~バランスよく栄養をとるために~
◆アスパラガス+豆腐
アスパラガスに含まれるアスパラギン酸は、豆腐の主成分であるたんぱく質の代謝を助けます。
たんぱく質は体をつくる栄養素であり、丈夫な体づくりにおすすめの組み合わせです。
◆アスパラガス+パプリカ
アスパラガスに含まれるルチンには、ビタミンCの吸収を助ける効果があります。
パプリカにはビタミンCが含まれており、日焼けをしてしまいがちな時期のお肌に最適な組み合わせです。
◆あさり+えび+たまねぎ+にんにく
あさりとえびに多く含まれるタウリンは栄養ドリンクにも含まれている成分で、肝臓を強くする、血圧が上がるのを防ぐ、スタミナアップ、疲労回復などに効果的です。
また、タウリンには血管を強くする働きがあり、たまねぎ、にんにくに含まれる硫化アリルの血液をサラサラにする効果と合わせ、動脈硬化の予防が期待できます。
暑くなってきて、調理で火を使いたくないときはレンジを上手に活用にして火を使う時間を短くし、暑い季節をのりこえましょう!
はーと&はあと 管理栄養士 相山 華菜