食事療養のサポートを現場から発信

ヘルパーステーション研修会

こんにちわ!北摂管理栄養士の徳山です。

はじめに、九州北部豪雨で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。           

 

この間、講師としてヘルパーステーションの研修会に参加してきました。

前回はバランスの良い食事(糖尿病食)について。

今回は、食中毒、水分補給について話してきました。

前回で私の事を覚えて下さっていた方もいて、質疑応答交えながらの研修会となりました。

食中毒は年間通して注意が必要ですが、夏場、食欲が低下し、免疫力の落ちた利用者様は特に気をつけないといけません。細菌が原因となる食中毒は夏場(6月〜8)に多く発生しています。

食中毒を引き起こす細菌の多くは、室温(20〜℃)で活発に増殖します。食事を常温放置しないことは、食中毒を防ぐ第一歩と言えます。

近年増加している「アニサキス」という寄生虫、ご存知ですか?

アニサキスは鯖や秋刀魚等、魚介類の内臓に寄生し、鮮度が落ちると筋肉にも移動すると言われています。

加熱60℃以上、マイナス20℃以下24時間以上で死滅します。

食中毒防止の三原則は、皆様知っておられる通り、、

①菌をつけない

②菌を増やさない

③やっつける

まず菌をつけない為には、一にも二にも、予防は手洗いからと言えます。

手洗いのタイミングも注意が必要です。

◆調理を始める前

◆トイレに行ったり鼻をかんだりした後

◆おむつ交換したり、動物に触れた後

◆生の肉や魚、卵などを取り扱う前後

                                                  etc...

加熱は中心温度751分加熱。ノロウィルスは851分加熱です。

調理業務に携わっていた時は、中心温度計を使用しておりましたが、ご家庭では中心部までしっかり火が通っているか確認してから食べるようにして下さいね。

 

研修会、後半は水分補給の話をしました。先週から猛烈な暑さになり、全国でも熱中症で救急搬送のニュースが連日報道されていますね。

喉が渇いてからでは遅いです!

こまめな水分補給を!

研修会では基本的な事をおさらい

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はあとの利用者様も、脱水の危険性がある方がいらっしゃいます。

配達時、配送員から、水分補給、室温のチェック、声かけをしています!

どうぞ、皆様お気をつけ下さい。

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管理栄養士 徳山 沙紀子

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