こんにちは。
サロン管理栄養士 兼 生活相談員の柴田です。
10/4は中秋の名月でしたね。
皆さんは、綺麗な満月を見ることができたでしょうか?
私は自転車に乗りながら、きれいな満月をみて帰りました。
お月見と言えば、お団子ですね。
高齢になると、飲み込む機能が低下し、
のどに詰めやすいと言われるお団子やお餅は
召し上がらない方も多いかと思います。
サロンでも、おやつなどでお餅類を出すことは少ないのですが、
今回は、おやつレクとして、お団子作りを行いました。
材料は、白玉粉と上新粉が混ざった団子の粉と、絹ごし豆腐。
混ぜて丸めて、茹でるだけです。
タレはみたらしとこしあんを。
みたらしのタレも手作りをして、
オリジナルの味でいただきました♪
少し飲み込みの悪い方には、豆腐の量を増やして、
より柔らかくしたものを、
さらに飲み込みの悪い方には
豆腐テイストの栄養補助食品にみたらしソースをかけて
召し上がっていただきました。
普段TaBeLu ソフトを召し上がっている方でも、
可能な方は、柔らかいお団子を、小さく切って、
ゆっくりとお口の中で咀嚼しながら
召し上がっていただきました。
飲み込みが悪い方にやわらかいものと、少しコシのあるものを選んでもらうと、
コシのあるお団子を好むという意見が多かったです!!
やっぱり、食感は、美味しさに直結するのだなと感じました。
お団子を作る時によく使う粉は、白玉粉や上新粉、片栗粉があり、
それをメーカーが独自に混ぜて「団子の粉」や「もち粉」という
呼び名で販売しています。
白玉粉は、もち米が原料で、柔らかくもっちりとした歯ごたえになります。
上新粉はうるち米が原料なので、コシのある食感になります。
白玉粉は柔らかい求肥のイメージ、
上新粉はべこ餅のイメージと言えばわかるでしょうか。
上新粉よりも白玉粉や片栗粉の割合が多いほうが柔らかく
歯切れがよいものができて、ご利用者様にとって
食べやすいお団子ができると感じました。
今回のレシピでは、豆腐を混ぜて作っています。
豆腐を混ぜて作ることによって、冷めてもやわらかいお団子ができるだけでなく、
たんぱく質もアップするので、お勧めですよ♪♪
サロン管理栄養士 兼 生活相談員
柴田満里子