こんにちは 京都管理栄養士 相山です。
最近涼しくなってきたなあと嬉しく思っていたら、台風接近とのことでまたムシムシ暑くなってきました・・・
お盆もすぎたので、そろそろ夏も終わりですね。秋が楽しみです!
今回は、先日出席した病院での退院時カンファレンスについてです。
病院の退院支援室の相談員さんから、紹介いただいたケースです。
利用者様は、奥様とお二人暮らしの83歳男性 認知症がある方。
食事の管理ができておらず、糖尿病の血糖値の1~2か月の平均を表すHbA1cは11%(基準値は4.6~6.2%)、腎症も進んでおり、腎機能は18%ほどしか働いていません。
動脈硬化も進んでいます。
果物が大好きで、スイカは半分くらいぺろりと食べられる(大量の塩をかけて)
バナナも気が付いたら、一日で3~4本食べていることも・・・・
塩辛いものも大好きで、カップめん、お漬物、味噌汁は1日2回飲んでおられました。
このままでは、半年後に透析!と言われてやっと療養することを決心されたそうです。
退院時カンファレンスと昨日自宅での退院時担当者会議にて、みんなで目標を共有してきました。
①漬物、味噌汁はやめる。
②果物をやめる(カリウムも5.7と高く、カリウムを下げるアーガメイトという薬服薬開始)
③主食量の固定化。(米飯200g、食パン4枚切り1枚、ゆでそば1玉、乾麺80g)
④朝食後に、ウオーキング(ブドウ糖と身元証明を持参)
自宅にもどると、誘惑もあり今までの生活にもどることが心配ですが、みんなの前でも、言われたことは守る!と決意表明されました。
これから毎日、訪問看護さんが入られ、たくさんの監視の目があるので、しばらくは慣れるまでがんばっていただきたいです。
先日、北海道 道東エリアでおいしいものたくさん食べてきました!
帰ってきてから、食事節制しています・・・
はーと&はあと 京都 管理栄養士 相山 華菜