食事療養のサポートを現場から発信

1年前の体重

こんにちは!北摂管理栄養士の徳山です。ようやく秋らしくなり、店頭には、梨や柿、さんま等、秋の味覚がたくさん!嬉しい季節になりましたね。

日曜日に、度々 田植えや稲刈りをご一緒させて頂いている、高槻のケアマネさんのご実家の恒例「秋のそうめん流し」へ参加してきました。黒豆収穫から、そうめん流し、手作りカマドでピザ焼きも見せて頂きました!

自然がたくさんで、子供達大喜びしていました。秋を感じた1日になりました。

image1.jpeg 黒豆.jpeg image1.jpeg そうめん流し.jpeg image1.jpeg コスモス.jpeg

 

さて、先日、ある事業所の理学療法士から連絡があり、「1年前に、はあと利用されていた方だけど、現在食べている食事形態がどうも合っておらず、食事量が減少し、体重が落ちている」と連絡が入り、一緒に訪問してきました。

83歳、男性で舌癌の方です。食塊形成、送り込みが難しくなってきておられ、1年前と比べると6~7kg近く体重が落ちており、自宅で転倒された事もあったそうです。ソフト食を試食してもらい、これだったら食べれそうと、お食事お届け再開となりました。

1kgの体重減少を回復させるまでに必要なエネルギーは、成人では7500kcalであるのに対して高齢者は880022600kcalで、通常の成人と比較して、最大で3倍近くのエネルギー量が必要とはると言われています。

体重は、低栄養の指標になります。

なるべく早くに栄養ケアを行う事で低栄養を防ぐ事が出来るので、ご自宅でも、手軽に指標となる、体重を測る事から始めて下さいね。

北摂管理栄養士 徳山

 

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