食事療養のサポートを現場から発信

クリニックの栄養指導

こんにちは 京都 管理栄養士 相山です。

今日は、一番の冷え込みと朝のニュースで話題となっていました。

先日、北海道では初雪も観測されました。

私は、雪国富山育ちなので寒さには強かったはずですが、、、、

年々寒さが身に応えるようになってきました。

風邪を引かないように、今年の冬も乗り切りたいと思います。

   

さて、今回は先日クリニックでの栄養指導のお話。

34歳  独り暮らし男性。175cm、62kgで体系は標準型です。

会社の健康診断で、脂質異常症、糖尿病の疑いということで受診されました。

病気は怖い!いろいろな合併症がおこることに危機感をもっておられ1週間前から自分なりに食生活を改善して取り組んでおられました。

改善前は、ドライフルーツの入ったグラノーラ。

昼は、会社のお弁当 800Kcalほど。

夕食は、味のついたお肉を購入してきて250gにごはんを1合。

甘いものも大好きで、間食はほぼ毎日。夕食後に、アイスなどの糖分ぎっしりのものをたくさん食べておられました。

お仕事は、デスクワークで平日は通勤の10分ほどしか活動量はありません。

歩くことは大好きで、土日のどちらかはふらふらと1日中ウオーキングされています。

ご自身でも、問題は毎日の夕食後の間食・デザートが原因だと問題点を明らかにされていました。

そのほかにも、明らかな野菜不足があります。

自分なりに、朝は、豆腐と味噌汁、野菜ジュース、EPAのサプリメント

夕食は、野菜1袋、鯖の缶詰、ごはん1合を半分に変更されていました。

男性の一人暮らしとなると、ワンパターンで同じものが続いていると。。

朝は、水分のみで炭水化物が抜けています。

お仕事で、脳も糖分を使うので朝も炭水化物は取ってほしいと伝えました。

糖質を気にされているので、今は手軽にコンビニにも低糖質のパン類がたくさん並んでいます。食パンよりも、ブラウンパンや全粒粉、ライ麦パンは食後血糖を上げにくいです。

そして、夕食は野菜を意識して、一袋付け加えるようになったことはとてもいいことです。

引き続き、きのこ類や海藻類、緑黄色野菜などレパートリーを増やすように簡単レシピの提案もしました。

そして、青魚に多く含まれている血液をサラサラにしてくれる栄養素EPA・DHAの魚も意識してとっておられます。

鯖の水煮が多いとのことでしたが、味付けの味噌煮などは塩分も高くなってしまうので気を付けてほしい点もあります。

そして、運動は週1でウオーキングを実行されていますが、平日の活動量ももう少しほしいところです。

なかなか、夕食後に外に出ることは進まないとのことでしたので、、、食後1時間後血糖値が一番高くあがってくるのでその時に、スクワットや筋トレ実行するようの提案すると、毎日30回くらいだったらできそう!前向きな返答がありました。

一人だとなかなか行き詰るが、アドバイスをもらえて目標を設定してもらうとがんばれそうというお言葉をいただき、とても嬉しかったです。

二人三脚で数値改善!合併症を起こさないように取り組んでいきたいと思います。

次回は、年明けの栄養指導となります。

クリスマスに、忘年会、お正月、新年会いろんなイベントがあり食生活も乱れがちです。

イベント前後のメリハリをつけて、取り組んでいただきたいです。  

      

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コスモス.jpg

先日、淡路島の花さじきに行ってきました。

コスモス、サルビアと明石海峡のコラボレーションとてもよかったです。

   

はーと&はあと 京都 管理栄養士 相山 華菜

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