食事療養のサポートを現場から発信

栄養コントロール食で血糖安定

こんにちは、カスタマーセンター管理栄養士の島田です。

今年は暖冬のようで、流行語に『災害級の酷暑』が選ばれましたが、その影響が冬まで続いているのでしょうか。しかし、2018年の冬は大雪に悩まされましたし、いつどのような変動があるかわからない天候になってきましたね。AIを活用した予報で事前の対策が講じれることを期待したいと思います。

今年はほんとに災害の多い年だったように思います(社会的にも個人的にも)、災い転じて福となす!来年にできるよう今から準備を進めていきたいです。

さて、実はいま、はーとの配送員(男性)の方が、ほぼ毎日、昼食で栄養コントロール食のカロリー調整食を利用しています。きっかけは急激な体重減少。過体重を意識はしていましたが、とくに積極的に減量に取り組んでいたわけではなかったのですが、数か月で10kgの体重減少があったようです。本人は「やせた、やせた!」と喜んでいましたが、それを聞いた、管理栄養士の相山さんが、

「特段変わったことをしていないのに、そんなに急激に体重が減るのはおかしい。一度検査した方がいい」と、するどい指摘をして、実際検査をするとヘモグロビンエーワンシー(HbA1c)が13%台と重度の糖尿病と診断。

しかも肝臓に影もあるとかいわれ、青ざめた配送員は次の日から、適切な食事療法を実践するため、カロリー調整食を毎日申し込まれました(もちろん、料金もしっかりはらって、しっかり栄養指導もうけて)。それから一カ月強。

先日、検査結果を見せてもらったら数値が8%台にまで落ちていました。血糖も100で正常。ただ肝臓の数値は若干高いですが(精密検査でも異常は認められなかったとの事)中性脂肪も正常で、とてもきれいな血液の状態に生まれかわっていました。今日も元気に配送に従事されています。

身内だと、ついつい見逃しやすい変化に気づいた相山管理栄養士、そのアドバイスを素直に受け入れて配食を継続している配送員さん、一番近い所で食事療法の効果を実感しました!来年はもっと多くの改善事例に出会いたいものです。

※久しぶりの外食で美味しい中華ご馳走になりました。

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豚煮込み       鯛の甘辛煮

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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