食事療養のサポートを現場から発信

栄養スクリーニング 半分が低栄養注意

こんにちは、カスタマーセンター管理栄養士島田です。

夏本番というか、京都・大阪、そして先日出張で行った東京とどこも危険な暑さになってきました。

スマホに運動禁止の通知をうけるたびに、その中、訪問相談や配送に汗まみれになっている地域担当と配送さんには毎年のことながら頭が下がります。自分も数年前まではバイクで訪問していたのかと思うと、その体力がいまはないことを痛感します。 どうか、熱中症にならないようこまめに上手に休憩取ってくださいね。

さて、在宅食生活サポート部では、新規のご利用者様との事前面談時に食事に関するアセスメントを実施しています。

項目は色々ありますが、その中でMNA(ミニニュートリューションアセスメント簡易栄養状態評価表)で低栄養のスクリーニングをおこなっています。

14点満点で12点以上は、栄養状態良好、

8~11点は低栄養のおそれあり(Atrisk)

0~7点は低栄養と評価ができます。

昨年から取り組み始めた成果(30名程度だけ)を今回少しだけ集計してみました。

結果は、平均年齢は81歳。平均身長は154.2cm、平均体重47.3kg、BMI19.9 で

栄養状態良好の方は全体の17%、Atriskの方は37%、低栄養の方は46%でした。

高齢者の内、5人にひとりは低栄養と言われていますが、配食利用開始時は2人にひとりは低栄養、

Atriskも加えると85%の方が低栄養のリスクを抱えていました。

ただし、その方々も低栄養が心配で配食サービスを申し込まれる方はまれで、利用希望理由は、食事用意の負担軽減や、食事療法が必要など、ご本人が低栄養と認識していることはありません。

高齢からくる低栄養のリスクを早めに見つけて、必要な方にはサポートできるよう地域担当・配送員・カスタマーが連携して取り組んでいきたいです。

低栄養の方に人気のクリミールに新しい味(りんごミルク・リッチミルク)が加わるようです

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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