食事療養のサポートを現場から発信

『好きなものだけ』を食べたいという気持ち

皆さんこんにちは!京管理栄養士の竹輪です。8月も残りわずかとなりました!

最近は悪天候続きですが、変わらずバイクで訪問に周っています!

先日、ケアマネジャーさんから相談を頂き、83歳・男性の新規訪問へ行ってきました。

6月に大腸憩室炎にて入院されていた方で、現在は経過良好で食事療法なしで生活をされている方でした。

大腸憩室炎では低残渣食(腸の負担となるような食物繊維や刺激物などを控えて負担をかけない食事)、落ち着いてきたら再発予防のために食物繊維をしっかり摂る食事が必要になります。

本人様・娘様・ケアマネジャーさんの4人での面談を行いました。

今の食事のヒアリング行うと、朝:近所の喫茶店でモーニング(ご飯・お味噌汁・魚系のメイン・小鉢)、昼・夕:かつ丼やうな重・スーパーのお惣菜(揚げ物多い)など。野菜はモーニングについてくる小鉢やお味噌汁の具のみ。。。

本人様へ野菜の摂取量少ないことや、再発予防のために、食事のバランスを整える必要があることお話すると、「もう83年も生きたから、これ以上長生きしたくない」「自分の好きなものだけしか食べたくない」とのお言葉でした。

この言葉を新規の訪問でお伺いする時に、時々言われることがあります。

本人様の気持ちも、長生きしてほしいという家族様の気持ちも十分にわかり、本人様にどのようにお話をし食事改善に前向きになって頂くかいつも悩まされています。。。(^_^;)

再入院せずに自宅ですごせるように、一人で外出し好きなところに好きな時に行ける今の状態を維持するために、とお話し、家族様からも説得され、朝と昼は今のままで、夕食のみ配食利用し野菜の摂取量を増やしていくことになりました。

本人様の意見も尊重しながら、お体の為にもなるように継続フォロー行っていきます。

IMG_6338.jpgのサムネイル画像  IMG_6341.jpgのサムネイル画像

今年の夏は、初甲子園に行って高校野球を観戦してきました!

とても暑かったですが、生のブラスバンドの応援やヒットを打ったときの盛り上がりなどとても楽しかったです!(^_^)/

京都管理栄養士   竹輪 美里

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