こんにちは!京都管理栄養士の山本です。
ようやく涼しい風が吹くようになりましたね。夜窓を開けて寝てみたら、結構寒かったです。気温の変化が大きいので、風邪ひかないようお気を付けください。!(^^)!
さて、先日訪問看護のケアマネジャーさんからの相談で、85歳女性 K様の面談に伺いました。
慢性膵炎・大腸憩室症をお持ちの方でした。
家族様と同居されており、これまでお食事はK様が準備されていたそうです。
疾患が発症してからは、家族のみなさまで他社の配食を利用されてきましたが、K様は普通食では痛みが出てきて合わず、ご自分の分のみ自炊されていました。
「一人分だとどうしても適当になってしまう」ということで、弊社を利用してみようと思ったそうです。
簡単に用意できるものだとどうしても麺類やパン・おにぎり・お惣菜などが多くなったり、同じようなものに偏ってしまったりしますよね。
これはご疾患があるなしに関わらず、共感できる悩みです。
今は膵炎は落ち着いており、大腸のほうが気になるとのこと。
K様には軟菜食をご提案。
軟菜食は消化の悪い脂質の多い肉や魚、繊維質の野菜や大豆や、刺激的なスパイス類は入らないようになっているお食事です。
油っこいものは入らないため、膵炎の炎症反応も出にくいお食事です。
平日のみ利用し、土日は自炊を続けられることになりました。
自分で頑張る日と、休んで体調を整える日とメリハリをつけてお食事療法です。
家事の負担を軽減し、安心して食べられるお食事をお届けすることで、生活の質を上げてもらえたらと思います。
これは先日、夜に帰宅して自転車を停めようとしたら、こちらの猫さんに通せんぼされた時の写真です。
しばらく見つめあいました。可愛かった~。(*^_^*)
はーと&はあと 管理栄養士 山本博子