こんにちは 北摂管理栄養士の杉浦です。
最近歯朝夕の冷え込みが厳しくなってきましたね。金木犀の香りもあちらこちらで感じられ冬の訪れを感じる季節になりました。
さて、今回は肝臓疾患にて在宅療養されている 50代 Aさんのお話しをします。
肝臓病の食事療法は良質なたんぱく質を摂る事、便秘を防ぐために食物繊維を十分摂る事、飲酒されている方はアルコールを制限する事などが基本となります。
Aさんは肝臓病による入退院を繰り返しており、退院してしばらくは『アミノレバンEN』という肝不全用の栄養剤を利用されていました。
この『アミノレバンEN』には、BCAAというアミノ酸(たんぱく質)が含まれており、またエネルギーもあるのでお食事と併用する場合には、1日に必要な栄養量から栄養剤の成分を引いた栄養量をお食事から摂る必要があります。
その為Aさんより「何をどのくらい食べたらいいか分からない」、「たんぱく質は栄養剤に入っているからそんなに食べなくてもいいと先生から聞いたけど、たんぱく質が入っているものってなに?」とご相談がありました。
お話しを聞くとAさんの場合は、たんぱく質はほとんど栄養剤で取れているので、たんぱく質を多く含まないお野菜料理をメインに調理方法や市販の食品の選び方をお伝えし、またそれだけでは補えないため、たんぱく質を含まない『エネルギーゼリー』や『元気ジンジン』など補助食品を提案し、現在毎日利用されています。
今後栄養剤の量が少なくなれば、お食事の内容や量も変わってきますので定期的にご様子伺いをしていきたいと思います。
お食事以外で補助食品や栄養剤を利用されている方で、どのように併用すればいいのかわからないなどお困りでしたら一度ご相談くださいませ。
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台湾旅行に行ってきました✈
猫がたくさん住んでいる猴硐という猫村と、
話題のタピ活をしてみました(ピントがどうしても後ろにしか合いませんでした・・・)
はーと&はあとライフサポート
管理栄養士 杉浦 和希