食事療養のサポートを現場から発信

噛み応えのある食事で血糖と体重改善への挑戦

この度の豪雨被害に被災された皆さま、ご家族様、心よりお見舞い申し上げます。

 こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です。

今年の梅雨は長いように感じます。祇園祭もひっそりと・・の2020年の7月。

そろそろ梅雨開けかな?と少し気持ちも上向きになる矢先に届いた悲しいニュース。

心が痛みます。

「また今度ね~。」の「また今度」が無いかもしれない。

「会える時に、話せる時に」を大切にしたいと再度思った2020年の7月です。

さて、先月出会った、wさま。ご本人は不在でお母さまとの面談でした。

障害のある40代男性。HbA1c9.1。初めて糖尿病と診断されての相談です。

マヨネーズが大~好きなwさま。決まった運動することもなく、現在の体重は96kg。

昼食は施設で提供されるため夕食の用意をするお母さまへの指導となりました。

今までは好きなだけ食べさせていたため、コントロール食では足りそうにありません。

さて・・・ご本人にどう納得させるか。説明しても理解してもらうのはちょっと無理。

そこで、大好きなキュウリを先に食べて頂くことに。

ただ・・マヨネーズをチューブからドップリとつけて食べるが好き。このマヨネーズ対策が不可欠。

とりあえず、マヨネーズに無糖ヨーグルトを混ぜたものを器に用意。そして、500gのマヨネーズは家から消してもらい一番小さいサイズを冷蔵庫に常備。

ご本人様が万が一冷蔵庫からマヨネーズチューブを出してきても残りが少ない状態にしてもらうために。

そしてキュウリも少しでも食べにくくするため、中途半端は大きさの乱切りに。

さらに、朝食の菓子パンは止めてもらい、食パンへ。そしてここも噛み応えのある「中途半端な大きさの乱切りキャベツ」を用意。

夕食後はお母さまと散歩に出てみよう。と、提案。

目標は9.1のHbA1cを3か月で7.9へ。 半年で体重96kgを90kgに。

1週間後の体重は95.4kg。

半年後の90kgとHbA1c改善に向けて、wさまvsお母さまと大都の知恵比べ?が始まったところです。

<カタログをご希望の方は下記から閲覧・ダウンロードできます>

https://www.810810.co.jp/download/

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

IMG_2576.jpg ミニトマトの双子!珍しくないですか?

IMG_2593.jpg 卵を割ってみると・・これも双子!

IMG_2595.jpg ご利用者様宅に近くで見つけた「四つ葉のクローバー」

訪問したご利用者様へ差し上げました。

日常の小さな幸せと発見に感謝して・・・・

 

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
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  • 小山 祐子
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