食事療養のサポートを現場から発信

嚥下調整食で栄養管理をお任せください

こんにちは、管理栄養士の島田です。

季節感を先取りする暑さと、時に逆行する寒さに体調管理がむずかしい5月ですね。例年は温暖にすぎていく印象が強い5月ですが、今年はコロナ感染症対策の転換月でもあり、公私にイベントごとも多く、とても長く感じています。

さて、今回は入院から4カ月ぶりに退院してくることになったH様のお話です。

以前はムース形態のスムースグルメをご用意していましたが、入院中に状態が変わりよりなめらかなミキサー食での栄養管理が必要とのことでした。

入院中の栄養ケア計画ではエネルギー2100kcal、たんぱく質80g、脂質60g、塩分7g、水分1200ml(補助食品含む)を目標で実質の摂取量は7割でした。

褥瘡があり、まだ完治してはいない状況で在宅ケアに移行となりました。

退院が決まったのは4月だったので退院時カンファには参加できず、後日個別に病院の管理栄養士の方から栄養情報提供書と自宅での栄養ケアアドバイスと注意点などを教えてもらいました。

自宅では病院ほどこまめに栄養摂取ができない環境になる点が栄養不足を招く一番の不安材料ではありますが、目標摂取量をエネルギー1600kcal、たんぱく質50gとして病院で摂取出来ていた栄養はとれるプランを作成。褥瘡の治癒と自宅で安心して生活できるよう支援させていただくことになりました。

退院後は、多職種での担当者会議にも参加して、ヘルパーさんと食事準備等について情報共有させていただきました。

まだ退院して一か月経ちませんが、食事は概ねしっかりとれているようです。

褥瘡ケアのため、今後はたんぱく質量のアップを目標にしたいと思います。

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天気のいい日に摂津峡までライニングしてきました。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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