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腎臓病でも果物が食べたい

こんにちは。管理栄養士の大河内です。

  

腎臓病でも果物が食べたい。ごはんは進まないけど、果物なら食べられるのに。という方がいらっしゃいました。

 

腎機能が低下すると、「減塩しましょうね」「たんぱく質は摂りすぎないようにしてくださいね」と食事に制限がかかる場合があります。

また、腎機能が低下し、お野菜や果物に含まれるカリウムが上手に尿に出すことが出来なくなり、身体の中に溜まってきてしまうと、

心臓に負担がかかるため、カリウムが多く含まれる食材は控える必要があります。

1日のカリウム摂取量は1500㎎とし、果物などは1度に食べ過ぎないようにしましょう。

 

<カリウムを多く含むお野菜や果物>(100gあたり)

カリウムが多く含まれるお野菜や果物には、

アボカド720㎎(1/2個程度)、ほうれん草690㎎(5株程度)、小松菜500㎎(2.5株程度)、じゃがいも410㎎(中1/2個程度)、さつまいも480㎎(中1/2本程度)、かぼちゃ450㎎(1/15個程度)、

バナナ360㎎(1/2本程度)、キウイフルーツ290㎎(1個程度)、干し柿670㎎(3個程度)、メロン340㎎(1/20個程度)、などがあります。

 

みかん150㎎(1個程度)、ブドウ130㎎(巨峰10粒程度)、りんご120㎎(1/4個程度)などは比較的カリウムが少ない果物です。

また、缶詰のフルーツはカリウムが少ないです。

但し、シロップにはたくさんのカリウムが溶け込んでいるので、シロップは飲まないようにしましょう!

 

カリウムの少ないお野菜、果物でもたくさん食べてしまっては、結果的に多くのカリウムを摂取してしまうこともあります。

適量を守り、食べ過ぎないように注意しましょう。

 

お野菜については調理方法でカリウムを減らすことができます。

●小さめに切る

●ゆでる・ゆで汁を捨てて水気を切る

●湯通しして水気を切る

●水にさらす

  

 

野菜や果物は食物繊維やビタミンが豊富で、がんや動脈硬化の予防、美容などにも役立つため、

上手に摂取していきたい食材の一つです。

  

秋になり、果物も美味しい季節になりましたね。

気温も下がり、インフルエンザやコロナも流行っています。お身体に気をつけてお過ごしくださいね。

 

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三鷹の森ジブリ美術館、予約がいっぱいで中には中には入れませんでしたが、外にトトロがいました。お会いできて嬉しかったです。下の小窓にはたくさんのまっくろくろすけもいました。 

 

 

はーと&はあと 管理栄養士 大河内絵理奈

 

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