この度の能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、1日も早く平穏な生活に戻られますことを心よりお祈り申し上げます。
ここ数日の寒波の影響は、被災地以外の多くの地域にも大雪などをもたらし、ここ関西圏でも物流などに乱れが出ています。
様々な災害が起きる中、備蓄食糧の準備を検討される方もいらっしゃるかと思いますが、「非常食は口に合わない」「せっかく準備したのに、いざという時に賞味期限が切れていた」なんていうお話もあったりしますね。
そこで今回は、過去のブログでご紹介させて頂いたこともある「ローリングストック」について、おさらいしてみたいと思います。
「ローリングストック」とは、普段食べている食品を少し多めに買い置きして、消費期限内に食べ、食べた分を買い足す「ふだん使いカンタン備蓄」です。
従来の非常食と比較して、
① 消費した分を買い足すことで常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つことができる
② 費用・時間の面からも、普段の買い物の範囲で済む
③ 災害時でも食べ慣れた食品を口にできる
などのメリットがあります。
「でも、具体的に何をどのくらい用意すれば良いの?」と思われた方は
農林水産省が作成した「災害時に備えた食品ストックガイド」というものがありますので、
参考にしてみてくださいね。
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/attach/pdf/guidebook-3.pdf
そして食品と同じく、ストックしておいて頂きたいのが「お薬」です。
常備薬をお持ちの方は、3~7日分の予備を常に持っておけるように、いつも服用する薬は3~7日分を予備として手元に置きつつ新しく薬をもらいに行くようにしましょう。
また、いつでも持ち出せるところにお薬手帳を用意しておくと、副作用歴、アレルギー歴、薬歴を知ることのできる簡易的なカルテのようなものになるので、おすすめですよ。
わが家には癲癇持ちの愛猫がいます。災害時にはペットの対応はさらに遅れがちになることが予想される為、獣医さんと相談し、この子には1ヶ月分のお薬ストックを常備しています。
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はーと&はあと 管理栄養士 礒好 幸枝