こんにちは。管理栄養士の竹本です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
暖かくなってきたかと思いきや凍てつく寒さの日もあり体温調節が難しいですね...。
この度の震災等で亡くなられた方のご冥福と、極寒の被災地で過ごされている皆様に
1日も早く平穏な日常が戻りますよう心よりお祈り申し上げます。
今回の震災当初、支援物資がなかなか行き届かず、
食事が1日にゆで卵1個とパンのみという地域もあったと聞きました。
食べ物や薬が十分に手に入らない状況で、体調を崩されたり持病が悪化した方が
たくさんおられるということも知りました。
日ごろからしっかり食べて 身体に栄養を "蓄えて" おくことが、
非常時の健康管理にとても重要だということを改めて考えさせられました。
そこで今回は「低栄養」についてお伝えします。
「低栄養」とは
食欲の低下や 歯の状態が悪く食べにくくなる などの理由から食事量が減り、
エネルギーやたんぱく質が欠乏して 健康な身体を維持できない状態のことを言います。
低栄養になるとケガや合併症のリスクが高まります。
訪問でお会いする利用者様でも、ご本人はしっかり食べているつもりでも
食事内容を伺うとその方に必要な量には足りていなかったり、栄養バランスが偏っていたりと、「低栄養リスク」の方が少なからずいらっしゃいます。
簡単なチェックリストを紹介しますのでご自身でチェックしてみてください。
□ 1日2食で済ます日がある。
□ 6か月で体重が2~3㎏減った。
□ 半年前に比べて固いもの(さきいか、たくあんなど)が食べにくくなった。
□ お茶や汁物でむせることがある。
参考:厚生労働省「おいしく食べて低栄養予防」
いかがでしょうか。1つでも当てはまる方は低栄養リスクがあるかもしれません。
自分の体に必要な栄養をしっかり摂れるように、食生活を見直して
ケガや病気を未然に防ぎましょう!
とはいっても、低栄養になる原因も、どのように改善すれば良いかも
一人ひとりの体調や生活スタイルによって様々です。
はーと&はあとの
『健康支援型配食サービス 京・明日路(きょうう・あすのみち)』では、
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管理栄養士 竹本 敏美