食事療養のサポートを現場から発信

透析加療中の方へエネルギー塩分調整食も提案します

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

健康支援型配食サービス、京・明日路(きょうあすのみち)がスタートして一か月。

従来とは異なるお届け方法や注文方法となり、私たちの提案内容も変わりました。

特に大きく変わったと個人的に実感しているのが透析加療中の方への食種の提案です。

これまでは、塩分蛋白質調整食の種類の中に、透析加療中の方対応の食事をご用意していましたが、すでに透析を導入されている方の食事としては塩分蛋白質調整食ではなく、エネルギーと塩分を調整したエネルギー・塩分調整食を提案することが増えました。

透析加療で失いやすいエネルギーと蛋白質を確保できる食事です。そして、もちろん塩分は1食あたり2g未満のため安心です。

透析施設の管理栄養士やスタッフの方にも、ご試食いただいたところ「普通に美味しかった」「安心して患者さんに勧められる」との感想を頂戴しました。

エネ塩1800さわらの利休焼き.jpg

献立例(さわらの利休焼き)

エネルギー・塩分調整食には1日の目標エネルギー摂取量を選べるように1400kcalと1800kcalの2種類の食事をご用意しています。

透析加療中は、エネルギー不足、たんぱく質不足にも注意が必要です。(たんぱく質の摂りすぎもリンが上昇することがあるので注意が必要です)

安定した体調で透析を続けてもらうために、日々の食事内容や血液検査の結果などをしっかり確認して、ご自宅の食事との組み合わせとして最も適したお食事をご提案させて頂きます。

透析加療中の方、是非ご相談ください。

はーと&はあと 管理栄養士 島田

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