松政千佳子のブログの最近のブログ記事

こんにちは、めでぃ京都東川です。
先日、奈良の実家に帰りました。
父親と兄が雨の中、田植え頑張っていました。そう私の家はお米を作っています。
今年は、新しい品種に挑戦したそうです。おいしいらしいので、秋の収穫が楽しみです。

さて、先日、ケアマネージャー様とお話をした時のことです。
はーと&はあとでは、4月から嚥下・咀嚼に問題がある方(飲み込みにくい、噛みにくいでお困りの方)を対象にサポートサービスを始めました。
以前に大都さんが紹介していたかと思います。
管理栄養士がご自宅に訪問し、ご本人様の嚥下状態や身体の状況、生活環境などを把握した上でトロミ剤やミキサー食などの嚥下や咀嚼に対応した各種メーカー商品の選定、ご自宅で調理される際のアドバイスなどをさせていただきます。
関係機関への周知活動もまだまだ不十分のため、事業所へ訪問した時は、詳しいサポート内容を説明しています。

説明をしているとケアマネジャー様が
「へぇ~言ってみたら、嚥下とかに問題があれば、管理栄養士さんが家に来てくれて指導してくれるってことよね~これは、助かるわね。
今のところ、私の担当の方には対象者はいないけど、注意しておかないといけない方はいるから覚えておくわね。
他のケアマネにも伝えておくわ!このサービス、はーとさんらしいわね!」と。

「はーとさんらしい」と言ってもらったことがなんだかとても嬉しく思いました。
はーとの役割をちゃんと分かってもらっているような気がし、そして、自分たちの存在が認められていると感じました。
でも、まだまだこのサポートについては、知ってもらえていません。
食べることが唯一の楽しみとおっしゃる方は多いです。
そんな方々に少しでも安心して在宅での豊かな食生活を送っていただくためにも、サポートしていきたいです。

飲み込みにくい、食べにくい、噛みにくい、そんなことがあれば、一度ご相談くださいね。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
今年は早く梅雨入りしましたね~
少し朝夕は涼しかったりもしますが、この時季から水分摂取にはご注意くださいね。

さて、先日来られたクリニックの患者様。
50歳代、女性、糖尿病、高血圧、脂質異常症ありのI様。
栄養指導に来られて、1年3ヶ月になります。
今まで1ヶ月に1回のペースで受診されていましたが、次回から2ヶ月に1回になりました。
その理由は血糖コントロールが良好だからです。

1年半前に糖尿病が発覚。
その当初は、HbA1cが10%。
初回の栄養指導時に、「自分が糖尿病になるなんて思っていなくて・・・どうしたいいですか!?」とおっしゃっていたのを覚えています。
それが、今では、服薬なしで食事療養、運動療養でHbA1cが5.7%になりました。
もちろん、血圧やコレステロール、中性脂肪なども全てクリアです。
体重も13kg減量されました。もちろん急激に減ったわけではありません。
この1年3ヶ月をかけて少しずつ減量されました。

そんなI様、5月の半ばに10日間ほど入院されました。
耳の鼓膜の手術を何十年も前に受けておられ、その再手術のためです。
入院中、自分が糖尿病であることをちゃんと伝え、糖尿病食にしてもらったそうです。
その感想は・・・
「自分でも今までちゃんとしていたつもりだったけど、味や量について勉強になった。
あそこまで完璧には無理だけど、意識が高まりましたわ。」と。

そうですね、頭では、理屈では、わかっていても、その通りにいかなかったり、できないことあります。
また、できていると思っても、微妙に違っていたり。
そんな時に、目で見て、食べてみて初めて分かる事があります。それが体験学習ですね。
I様は入院することで、体験学習をされました。
でも、なかなか入院する機会はないですよね。入院を拒まれる方も多いです。
そんな時は、是非はーとにご連絡ください。
指示量に合わせたお食事を体験していただくことができます。
週に1回でも短期間でも大丈夫ですよ。
食事療養のお助け役になれれば嬉しいです。

I様は、2ヶ月に1回の受診になり、
「今までは1ヶ月に1回診てもらわないと不安もありましたが、これからは2ヶ月間自分で管理できるよう頑張ってきます。」とモチベーション高く帰って行かれました。

I様には、この調子で少しずつ自己管理を上げていってもらいたいです。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。

先日訪問した利用者様のお話。
80歳代、女性、独居、要介護Ⅱ。
糖尿病がありますが、血糖コントロールはHbA1c5%台と良好。
服薬もなしでコントロールされています。
週に1回、はーとの栄養コントロール食をご利用いただいております。

「最近のご病状の確認にまわらせてもらってます。」と伝えると、
「まぁまぁ、それは、それは・・・」と言って、家の中に上げてくださいました。
病状についていや食事について確認をさせていただいきました。
果物が大好きな方なので、1日の摂取量などについて説明。
しかし、その後の大半は、普段の生活についてのお話を伺いました。

お独り暮らしで、定期的にご家族様が来てくださるそうです。
ただ、ご家族様もお忙しいようで、頼り切ることができないと。
周りにとても気を使われる方なので迷惑をかけまいと頑張られるのでしょう。
でも、本心は、心細さや不安があるのだなと感じました。
そう、そんな、普段の生活での不安を話されたのです。

「元気そうに見えるでしょう・・・。でもね・・・。」と。
そして、その後に
「あらっ、いやだ、こんなこと周りにはあまり、言ったことがないのよ。
なんだか、あなたと話していると、つい言っちゃったわ。でも、ありがとう。」と。

そうですね。
自分の思っていること、考えていること、不安に思っていることって、近いがゆえに言えないことってあるかもしれないですね。
でも、そういう時にこそ、第三者にポロっと言うことも大切だと思います。
溜めこんでしまうとしんどくなってしまいますものね。

この方、配送員の声掛けについても、とても喜んでくださっています。
「色々気にかけてくれるから、嬉しいわ。」と。
そう、私達が届けているのは、食事だけではないんです。
食事の配達を通し、その方の生活が健康にそして元気であることをサポートしているんだと改めて感じました。

たくさんの人がいると、その分だけ不安や悩みがあるでしょう。
その内容も様々。私たちができることは限られているかもしれません。
でも、少しでもその不安や悩みを共有し、お役に立ちたいと思いました。
食事だけでない、安心や元気をお届けします。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
今週の天気は悪いようですね。少しムシムシもするので、一足早く梅雨気分!?ですね。

さて、先日ある利用者様宅にケアマネージャー様と訪問してきました。
腎不全があり、去年の夏からご利用いただいています。
80歳代、男性です。
奥様の負担の軽減もあり、利用当初から利用の回数は色々と変化し、今は週に4回ご利用中です。
今までは、数値は安定していたのですが、4月末に受診された時にDr指示が変わり、食種が変更になり、今回訪問してきました。
訪問日が少し先になってしまったので、訪問の前に奥様とお電話でお話ししました。
その時に、まず検査値の確認。
クレアチニンが少し上がったと言われたのと、カリウムが高いと言われましたと。
「詳しい数値は分かりますか?」と尋ねると、「検査表はあるけど、どれがどれだかわからない。」と。
ということで、当日のお食事の配達時に、配送員が検査表をお預かりすることになりました。

「カリウムが高い場合は、生の果物や生野菜に気をつけてもらわないといけません。」とお伝えしていたのですが、翌日、実際、手元に届いた検査表を見るとカリウムは高いというより、低いぐらいでした。
再度、奥様にご連絡して、説明すると「あら、そうなんですか。高いと言われたような気がしたんだけどね。」と。
確かにクレアチニンは、1.9→2.2に上昇がみられました。
低いと言われたのを高いと勘違いされたのか、他の数値との勘違いだったのかもしれません。
他の数値などの結果も確認して、おそらく、今回のクレアチニンの上昇は、蛋白源(肉・魚、豆腐など)の摂りすぎが原因だと思われます。
また、この方、他のご病気もあり、たくさんの薬を服薬されています。その影響もあるかもしれません。
訪問時に、蛋白質の摂り方と、その他、塩分についても、塩分の多いハム、チーズ、汁物の摂取が多くみられたので注意してもらうよう伝えました。

食事療養でご利用されている方の多くは、定期的に受診され、検査を受けておられる方が多いです。
詳しい検査結果はもらってきていないや、手元にない場合は、口頭での確認も多いです。
しかし、今回のように本人様の認識と実際の数値は違うケースもよくあります。
話しを聞いていて、その数値は、この数値のことかな!?と予想できることもありますが、予想できない場合もあります。
病状を直接的に評価するためにも血液検査のデータは必要です。
しかし、アルファベットばかりが並んでいるや、読み方が分からないとおっしゃることも多いです。
確かに、検査数値を解読するのは難しいです。
そのため、私達がしっかりと確認しないといけないなと思います。
また、理解力のある人には、ちゃんと教育もしていかないといけないと思いました。
検査結果が上がったか下がったかをちゃんと理解できると、食事療養への取り組み方も変わってくると思います。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
先日、天気のいい休日に家の近所を朝から散歩しました。
よく見ている風景のはずなのに、日頃とは全く違う風景でした。
日頃はバタバタとして、ゆっくりと周りの風景を楽しめていないな~と思いました。
とても心がリラックスできました。

さて、少し前から利用されている利用者様のお話。
70歳代、男性、糖尿病です。
まだお仕事もされています。糖尿病歴はもう30年です。
糖尿病と診断された時に栄養指導を受け、それ以来、自己管理されています。
インスリンを自己注射され、HbA1cは、6%前半で維持されています。
しかし、1ヶ月ほど前に突然、血糖が不安定になり、高い時が続いたとのこと。
少しずつ、血糖値は下がってきたとのことですが、「どうしてだろ?」と、原因が分からなかったようです。
そんな時に、親類の方で医者をされている方に相談したところ、
「食事はちゃんとできているのか?」と言われとのこと。
この親類の方もはーとの利用者様で、「こんなところがあるから一度試してみたら!?」と教えてもらったのがきっかけで、はーとにご連絡をいただきました。

訪問時に普段のお食事内容を確認したのですが、1ヶ月前に特別な変化はありませんでした。
一定量にとどめ、野菜中心を意識され、実行されています。
甘い物もお好きではあるのですが、1ヶ月前に極端に増えたということもありませんでした。
しかし、1ヶ月ほど前に風邪を引いたとのこと。

私は、おそらく風邪の可能性が高いのではないかとお話ししました。
風邪を引いて発熱や下痢などが続くと脱水状態になります。
血糖値は、血液に溶けている糖の濃度であり、すなわち、脱水を引き起こすと血液が濃縮されるので、血糖値を上げてしまいます。
また風邪によるストレスも血糖値を上げてしまいます。

今度受診した時に、担当の先生にも相談してみるとのことでした。
食事が特別影響していたようではありませんでしたが、この方は週に3回だけ夕食をご利用されることになりました。
今まで自己流でしてきたとのことより、一度今の食事を見直してもらうことになりました。

しばらくたってかたお電話で話しました。
受診されたようで、やはり風邪が一番の原因だった可能性が高いようです。
風邪の時に飲まれた薬の影響もあったようです。

はーとからお持ちする食事は、今まで食べてきた食事内容と大きく変わることなく、自分が今までしてきたことが間違っていなかったんだな~と思えたとのこと。
この方は、今回、食事が直接血糖コントロールに影響してわけではなりませんが、ちょっとしたことがきっかけで、再度ご自分の食事内容と見直してもらう機会ができてよかったなと思いました。
このことで、食事療養をまた、継続してもらえます。きっかけ作りが大切です。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
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