松政千佳子のブログの最近のブログ記事

こんにちは、めでぃ京都東川です。
桜が本当にきれいです。
鴨川沿いの桜が綺麗です。この時期は、バイクに乗りながらの花見が定番です。

クリニックでの栄養指導でのお話です。
やっぱり、繰り返しの指導が本当に大切だと思いました。そして、ちょっとした声かけ役が必要だと思いました。
40歳代男性、糖尿病。
4年ほど前から健康診断で血糖が高いと指摘を受けておられました。
しかし、そのままほっておき、去年1月の健診でも同じように言われ、保健指導を受けられ、自己流ダイエットにて減量。しかし、その後、リバウンドしもとの体重よりも増加。
今年の健康診断で再度保健指導を受けられ、糖尿病専門医で治療受けたほうがよいと勧められ、今回受診されました。
今回、ちゃんと受診しようと思われたのは、別の理由もありました。
それは、同じ職場の方で同年代の方が、脳梗塞で倒れられたとのこと。
これは他人ごとではないなと実感したとのこと。
理解力もあり、しないといけないこと、注意しないといけないことも分かっておられます。
でも、仕事でのストレスなどで上手くいかないと。
ついついストレス食いしてしまうとのこと。
本人様のお話を聞き、
私は、「では、まず、定期的に受診してください。そして、その合間にこの部屋(栄養指導室)に寄って行ってください。それだけでいいです。」とお伝えしました。
この人には定期的な声かけが必要です。
ちょっと生活が乱れた時に「こうしてみては?」と提案したり、ちょっとした食事の悩みを解決する場にしたいと思います。そして、自分で考えてもらいたいと思いました。
自分の生活改善のためには、自分で意識を変え、行動することが大切です。
そんな見直しの場としてお話ができればと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
東京では、桜が開花しましたね。
まだまだ、その開花を素直に喜べる気分ではないかもしれませんが、桜が、日本中を元気にしてくれるといいなと思います。
そして、私達も元気に明るくいきたいと思います。

さて、はーとの年度末と言えば、研修合宿です。
先週末に研修合宿がありました。
友達などに話すと、「合宿があるの!?」なんてビックリされるのですが、はーとではお決まりです。
年度末に今年度の総括をし、次の年度に向かっての意思統一を社員一同が行います。
はーとの夢、社員1人1人の夢・・・それぞれ様々な思いがあります。

今年は、はーとの理念、「食生活に不安と不都合を抱える人々のお役に立ち、在宅での食事療養をサポートするブランドとして、日本で最も有名になる!」ことを実現するためにと題し、次の10年はどうあるべきか、どうありたいかなどを皆で話し合いました。
今年度、はーと&はあとは10周年を迎えます。
「次の10年、新しい10年に向けて考える。」とても大きなテーマですが、はーとの社員としてはとても大切なことだと思いました。
合宿では3つのグループに分かれてディスカッションしたのですが、社員同士が色々な観点から話し合うことも大切だと思いました。
「こういう考え方もあるんだな。」「良いこと言うな!」「ここはこうじゃないかな。」等々、そうやって皆で考えることで一つのものが作り上げられていくのだと思いました。
だから、自分が戸惑ったり、迷ったりした時は、皆と話そうと思いました。
自分だけで考えていると本当に小さな考えに留まるなと思います。
良いことも悪いことも皆で共有し、次のステップに進んでいきたいと思います。

4月からは、新年度が始まります。
めでぃ京都には、新しいメンバーも加わります。
担当者が変更になり、ご利用者様や関係機関の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、今後ともよろしくお願いします。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
17日は、こちらでも雪が降り、一気に気温が下がりましたね。
被災された方々にとってこの寒さは、私達の想像を絶するものでしょう。
東北地方太平洋沖地震で被災された皆様、そしてそのご親族の皆様に、お悔やみとお見舞いを申しあげます。1日も早い復旧をお祈りしております。
私達1人1人ができること考えないといけませんね・・・


先日、私は、ある利用者様の退院前のカンファレンスに参加していきました。
もうすぐ退院予定です。
80歳代、女性、今回の入院は脱水による尿路感染です。
持病にクローン病、認知症ありです。
ご主人様とお二人暮らしで、このご主人様が奥様を支えておられます。
以前私が、「大切な人」というタイトルでブログに書いたご夫婦です。

去年の年末から入退院を繰り返しておられます。
入院の原因は同じです。
自宅では、ご主人様が食事の介助やその他の介護をされています。
しかし、自宅に戻られると、食事や水分が上手く入らず、脱水が起こります。

ヘルパーさんや訪問看護、デイサービスなどのサービスを受けておられ、ご本人様にとっても良いように、ご主人様にとっても介護の負担をできるだけ軽減するようにとケアプランが組まれ、なんとか在宅での生活をとされてきましたが、往診のドクターからは、二人だけの生活は限界にきていると。
このままでは、ご主人様も倒れてしまうのではないかと。

しかし、ご主人様は、自分の体力が続く限り、自宅で妻を支えたい。
「僕にラストチャンスを欲しい!」とおっしゃいました。
そんな、ご主人様の強い思いに、ケアマネジャー様をはじめ、みんなでサポートしていきましょうと。
前回の入院時よりは、入院中も水分や食事摂取がちゃんとできていたとのことより、もうしばらく体調が整えば退院となります。

私はこのご夫婦のために何ができるだろうか。
お食事をお届けすることはもちろんですが、その他水分摂取についての注意点や食事を食べてもらう時の注意点などをお話ししました。
その他、サービスを担当されている方々との連携をしっかりしていきたいと思います。
その時々で自分ができることというのは変化していくと思います。
その一瞬一瞬を見極め、自分ができる最大限のことをしていきたいです。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。

先日改めて、自分たちの役割の意味を再認識したことがありました。
ある利用者様宅に訪問した時のことです。

ご本人様の奥様から連絡がありました。
「病院から食事制限の指示がでたので、食事をお願いしたい。」と。
糖尿病性腎症です。
ご本人様は仕事中とのことで奥様とお話をすることに。
「このままでは、5年後に透析と言われた。」と。
でも、奥様はご本人様の病気の状態や、食事療養に関してのことは全くと言っていいほど無知でした。
「検査結果のことも聞いても教えてくれないんです。」と。

ご本人様も頑固なところがあり、「教えても仕方がない。」といった感じのよう。
病院には定期的には通っておられ、担当医師からの指示はもらってきてくださいました。
食事内容を確認すると外食、中食(市販弁当)が多く、また、塩分の多い缶詰などの摂取もありました。

奥様は、はーとの食事を利用して、味付けや量に慣れてもらいたいとのことでした。
「そうです。とにかく薄味に慣れないといけません!!」と、その他食事療養の重要性を説明しました。
でも、お話を聞いていると、ご本人様は、はーとの食事を利用することに納得ができていない様子。

「これは、ご本人様に会わないと。」と思ったところに、ご本人様が仕事から帰ってこられました。

奥様が「この前言っていた食事の・・・」と話されると
「まぁ、食べてみるけど・・・・制限しろと言われても、そんなん作れる訳がないねん。そんなん言うてらた何も食べれないしな。」と。
少しお話を聞いただけで、ご本人様も食事療養に対して無知なんだと分かりました。
食事療養に対してとても否定的でした。
でも、少し食事の内容のことなどを話すと理解される部分もあり、知る場がなかったんだと思いました。
だからこそ、私がちゃんと食事療養の重要性や方法を伝えないといけないと思いました。
ちゃんとした方法や情報を知るということはとても重要です。
でもその機会がないと知ることができません。

栄養指導をしている時もそうです。
私達専門家が当たり前と思っていることも、患者さんにとっては、全く知らないことや間違っていることが多いです。
正しい情報を早い段階で伝えることができるよう努めていきます。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
今週は、暖かいですね~
このまま早く春になっちゃえばいいのに!!


さて、先日、ある利用者様の担当者会議に出席しました。
70歳代、男性、独居、糖尿病、高血圧です。
現在、栄養コントロール食を毎日の夕食と週2回の昼食をご利用いただいています。
以前は、週4回の夕食でした。
実は、前回に担当者会議が開催された時に、配食の回数の見直しを行い、現在の利用日に変更になりました。
この方は、食べることが大好き、甘いものも大好きなT様。
週4回以外の夕食以外は、ヘルパー様が準備されていました。デイサービスにもお通いです。
しかし、ヘルパー様が入られる回数も限られており、何回か分をまとめて作っておくと、食べることが大好きなT様は、一度の量を自分で調整でききれず、つい食べ過ぎ、その結果、足りなくなった時の食事は、カップ麺などバランスの崩れた食事になっていました。
自分でも上手く調理はできません。
時間も不規則になり、また、野菜も不足。よって、前々から悩んでおられた便秘もなかなか改善されず・・・そして、体重のコントロールも上手くいかず・・・
HbA1cは、6%前後でした。
血圧コントロールは薬を利用しているのに、なかなか安定しないと担当医からも意見が・・・

また、ヘルパー様もできるだけ、バランスが摂れ、味が薄味のものを気をつけられていましたが、時間の制限の中でちゃんとしたものを作るのは、とても大変で、でききれていない部分もあったようです。
なんだか全てが悪循環・・・
う~ん、どうしたものか。
そこで、ヘルパー様の利用やデイサービスなどの利用などを考慮し、今の回数になりました。
そして、数ヶ月たった今回の会議で、ヘルパー様や訪問看護の看護師様、ケアマネージャー様が口を揃えて、本人様の体調の変化が目に見えて分かると。
以前に比べ、体調が良さそうだし、顔色もよい。
体重も順調に減ってきていますし、血液検査の結果もやっぱり良くなっているんですと!
今回HbA1cは5.8%。
血圧は薬を飲まない状態では、まだ安定はしないが、安定してきていると。
そして、お菓子の量も減ってきており、便秘の改善もあり。
なんて、なんて、良いことづくし!!

「やっぱり、ちゃんとバランスを摂り、食事を規則正しく摂ることが大切なんですね~」とみんなで納得。そして、さらに気をつけていってもらいたいことなどを伝えみんなで意見を共有し、この担当者会議は終わりました。
T様にとっては、現時点では、この利用頻度が理想的なのだと思います。
ただ、また、このベストな利用頻度は変化していくと思います。
定期的にその方に合った利用方法を見直していければと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美