松政千佳子のブログの最近のブログ記事

こんにちは、めでぃ京都東川です。
私も三連休は実家に帰っていました。
姪っ子が参加する市民体育祭に行ってきました。
姪っ子はアンパンマンマーチを踊っていました。
一生懸命練習したんでしょうね、頑張って踊っていてかわいかった♪
体育祭なんて何年振りでしょうか!?
みんな必死になって走っているのを見て、私も体を動かしたくなりました。
実は最近ちょっとだけジョギングしています。気候の良い時期なので散歩ついでに・・・
走るってなかなかいいものですよ。
みなさんも運動の秋ですよ~何か始めてみませんか?

さて、先日訪問した利用者様。
80歳代、女性、独居、要介護Ⅲです。
遠方の娘様が退院後は、しばらくお世話に来られていたのですが、そろそろ帰らないといけないとのことであわてて色々なサービスを決めないととのことではーとにもお声がかかりました。

心不全で倒れられ入院されていました。
退院後は塩分制限が必要です。
もともととても濃い味付けだったと娘様。
せっかく病院で薄味に慣れたのに、また元の味付けに戻るのが目に見えて分かると。
薄味の勉強のために是非お母様に利用してもらいたいとのこと。
でも、本人様は自分でも食事を作りたいという思いもあるため、出来る範囲で作っていただくことになりました。
入院でご自身の舌は薄味に慣れられましたが、この何十年と作ってこられた調理方法を変えるのは難しいようです。
減塩にするための調理方法の工夫もお伝えしました。

また、娘様、離れておられるため、無理しないかどうかも心配とのこと。
入院するまでは人に頼らず、自分で何でもされていたようです。
無理されることが目に見えて分かると。
ただ、入院前とは状態も変わっているため、しっかりと見守りもさせてもらう旨お伝えしました。
ご本人様にもそうですが、離れておられるご家族様にも安心してもらうことがとても大切ですよね。
濃い味付けに戻らないよう、無理されないよう、そして、ご本人様にも満足していただけるようお食事をお届けします。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。

10月になり涼しくなり、退院される方が増えているようです。
「やっと退院できることになった。」と喜んでおられる半面で、退院後のことが心配でと利用になる方がいらっしゃいます。

先日訪問した利用者様です。
入院中の病院に訪問しました。
80歳代、女性、独居、胃を全部切除され、1ヶ月余り入院されています。
家に戻れることは嬉しいが、家に帰ってから自分がどこまでできるかが心配だと。
今までは自分一人で何もかもしてきたからと不安そうにおっしゃいました。
この入院でご自分の体力の低下を自覚されているのでしょう。
その上、お食事について制限が出てしまったので、さらに不安だと。
少しずつは食べることができるようになってこられているようですが、まだまだ食事量が少ないです。

もともとこってりと濃い味のものが好きだったようです。
胃を切除されて間もないため、一度にたくさん食べることができません。
この方も食べるとムカつきが起こります。
食べたいのに食べれない・・・そのもどかしさからもさらに不安が募っているようです。
食事は、胃を切除された方用のお食事を毎日お持ちします。
退院後、落ち着くまでは、2階のお部屋までお食事をお持ちすることになっています。
少しずつ在宅での生活に慣れられれば、受け渡し方法も変更していってもらうつもりです。

もう一人、退院後の不安がありご相談いただいた方がおられます。
ご家族様と同居の80歳代、女性の方です。
自宅の階段から転倒され入院されていました。
やっとリハビリも終わり退院になる方です。
この方は、お昼間はお家族様が仕事のため不在です。

ご家族様が帰宅後に倒れておられたお母様のことを発見されたこともあり、お昼間に一人にさせることがとても心配とのこと。
ご本人様もです。
そのため、お食事の確保はもちろんですが、安否確認をとても重視されています。
安心して在宅生活を送っていただけるようにサポートしていきます。

はーとをご利用される方、お一人、お一人が、それぞれ色々なご不安を抱えておられます。
その方のご不安に答えることができるよう、頑張っていきます。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
涼しくなりましね~バイクで走っていても快適です♪
利用者様との最初の掛け声が「暑いね~」から「涼しくなったね~」に変わりました。

さて、先日ある利用者様から連絡をいただきました。
検査結果の報告をくださいました。
この利用者様が利用開始されたのは、ちょうど3ヶ月前です。
「血液検査を受けたら中性脂肪が高くて・・・食事の相談に乗ってもらいたいんです。」と。

「喜んで~」と自宅に訪問したのを覚えています。
50歳台、女性、専業主婦の方です。
久しぶりに血液検査を受けて、中性脂肪が537、コレステロールが279。
「何これ!?」と思ってビックリしたそうです。
でも思い返せば・・・・。
この方、お近くに住んでおられるお母様の介護をされています。
昼間はお母様のお世話に行かれます。
「こんなことを言ったら駄目かもしれないけど、疲れ溜まります。」とおっしゃったのが印象的でした。
ストレスがたまり、間食などを食べてしまうと。
また、昼間はバタバタするので、自分の食事になんて気をつけてられないと。
そして、ご主人様の帰りが遅く、いつも夕食は22時~23時。
一緒にビールも飲んでいたと・・・
でもどうすればいいのか悩まれたそうです。

それから3ヶ月、はーとの食事は週に1回の利用です。
カロリー脂質調整食を昼食に週に1回です。
もともと料理も好きな方ですし、家族様の分も作らないといけないとのことでこの回数になりました。
調理方法の工夫や食材の選択、その他注意するべきことをお話し、はーとの食事を見本に食事療養を開始しました。
初めの1ヶ月目ぐらいは、「こんな感じかな~」という具合に少し不安に思いながらもされていましたが、2ヶ月目になるとコツもつかみ、自分のリズムもつかみ頑張っておられました。
そして3ヶ月後に検査を受け、今回連絡いただきました。
なんと中性脂肪、コレステロールが正常値に。
中性脂肪137、コレステロール179です。すばらしい!!
「この3ヶ月頑張りました。」とご本人様も喜んでおられました。
自分で食事管理することのコツもつかむことができたので、自分で頑張ってみたいとのことではーとのお食事は一旦停止し、はーとを卒業されることになりました。
まさに意識の変容ですね。これこそが私たちがしたいサポートです。
お食事を利用することで意識が変わり、結果につながる。
これからも、はーとを卒業したことを自慢してもらえるようなそんな食事療養の応援をしたいです。

はーと&はあと 管理栄養士東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
9月になったのに39℃ですって。ビックリですね。
でも、すこし風が吹いてたり、じめっとした感じが無くなってきたのは、9月になったからでしょうか。


私は週に1回糖尿病の専門のクリニックで栄養指導をしているのですが、暑いと生活に変化のある方が多いです。
「分かっているけど、アイス食べちゃった・・・。」
「分かっているけど、ビールの量が・・・・。」
「分かっているけど、そうめんばかりで・・・。」
「分かっているけど、運動ができていない。」などなど。
毎年聞くことでもあるのですが、今年は特にそんな方が多かったような気がします。

その中でも、そういうこともあるのねと思うことがありました。
普段、筋トレとウォーキングをされている患者様なのですが、今年の異常な暑さのため、今までできたことのない汗疹ができたと。
そのため、その汗疹が膿み背中が痛くて運動量が減ったとのことでした。
今はその汗疹も治り、運動を再開されています。

また、暑さのため、いつもはとても優秀におやつをセーブされている方も、ついアイスを食べてしまったという方もおられました。
ただその方は、昼間の暑い時間を避け、朝の5時からしっかり運動をされ、血糖コントロールは優秀です。
乱れたなと思い、それをしっかりと立て直し自己管理されている方もいます。
自己意識が高いですね。
でも、そんな方ばかりではありません。
季節など、その時々で変化があると、様々なことが食事療養や運動療養に影響します。
そのことに上手く対応できる人はいいのですが、なかなか上手くいかない方が多いです。
そのためにも私たちがフォローし、自己管理できるように長期にわたりサポートしないといけないと思っています。

もうすぐそこに食欲の秋がやってきてます。
暑い夏が終わるとすぐですね。
「分かっているのですが・・・」となる前に、「分かっていたので、○○した。」という言葉が聞けるようにフォローしていきたいです。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
本当に毎日暑いです。
この言葉を出さないでおこうと思っても、利用者様のところや関係機関に訪問時に条件反射で言ってしまっています。


先日訪問したS様のお話です。
80歳代、女性、独居、要介護Ⅱの方です。
担当のケアマネージャーさまから、食事が偏っていて、食事摂取ができていない人がいるとのことでご紹介いただいた方です。
他社の配食サービスも試されたのですが、好き嫌いがあり続かないとのこと。

訪問させてもらいお話を聞くと、ご本人様は「ちゃんと食べてますよ。」と。
朝はパンと紅茶とフルーツと晩御飯の残りと。
昼ご飯は?と聞くと「朝ご飯が遅めだから、おやつとかで済ませるかな」と。
夕ご飯は?と聞くと「ご飯と野菜類の炊いたものかな」と。そして「ちゃんと食べているでしょう?」と。
「全然食べれていないじゃないですか~?」と私。
ご飯もほんの少量です。
そして、体もふらふら状態。立ち上がるのに全く力が入っていません。
「そう??」と自分では、食事がちゃんと食べれていないという自覚がありません。
本人様を説得し、1日1回でもちゃんと食べるようにとはーとの健康バランス食をお持ちすることになりました。

その後、ケアマネージャー様に報告に行くと、「食べてないでしょう?」と。
「はい。」と私。
「続いてもらわないと困るのよね、あのままで倒れてしまうわ。」と。
何とかサポートさせてもらいたいとお伝えし、失礼しました。

私も何とか続けてほしいと思うのですが、このような方は、S様以外にもたくさんいらっしゃるのだろうと思います。
独居で自分の好きなものだけ、好きなように食べる。
ヘルパー様が買い物に行っておられても、本人様から頼まれると断れないと、本人様の好きなものだけを買う。
そして、そのうち、食事を作るのも大変だし、あるものでということでおやつや菓子パンで済ます。
まだ、介護認定を受けておられ、この方のようにヘルパー様などの報告などにより、担当のケアマネージャー様が気づき、別のプランを立てられたり、フォローされると良いのですが、そうでない方も多いだろうと思います。
本人様達も実は気づいているのでしょうか。
だって言ったところで仕方ないじゃないかと思われているのでしょうか。誰もしてくれないのだからと。
そんな時こそ相談してもらいたいなと思います。
そのためには、在宅の食事管理をしている、はーとのことをもっと知ってもらわねばなりません。
困っている方がおられれば、すかさずキャッチできるように今日もバイクで走ります。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美