松政千佳子のブログの最近のブログ記事

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

最近、訪問看護の看護師様からご相談を頂くことがあります。

先日訪問した利用者様で、80歳代、女性、要介護ⅤのK様もその一人。

嚥下障害があり、昨年より胃瘻にて栄養剤を注入されています。

胃瘻とは、口から食事のとれない方や、食べてもむせ込んで肺炎などを起こしやすい方に、直接胃に栄養を入れる栄養投与の方法です。

娘様と一緒に口から食べることも練習され、リハビリも頑張っておられます。

ただ、以前から腎臓の機能低下もあり、一時的にカリウムが高くなり、入院されました。

そのため、今まで注入されていた栄養剤の種類を変更しなくてはいけなくなり、はーとにご相談いただきました。

 今まではエンシュアを1日5本でカリウムとしては、1850㎎摂取していました。

それをテルミール2.0αという商品に変えると、他の栄養価はほぼ同じでカリウムが600㎎になるため、その商品に変更することになりました。

これで、カリウムの数値が落ち着いてくれるといいのですが・・・。

また、現在は、担当の先生からの指示で口からの摂取は、中止になっています。

早く病状が落ち着き、口から食べることの練習が再開できると良いのになと思います。

そのお手伝いをさせていただき、口から食べる量が増やせるといいのにな~。

 はーと&はあとでは、お食事だけではなく、栄養剤などの濃厚流動食品やトロミ調整剤、水分補給ゼリーなどの取り扱いもしております。

もちろん、それらをご利用時は、管理栄養士がご相談に乗らせていただいております。お困りなことがあれば、是非、ご相談ください!

 

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

 

 

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

お天気がしばらく続きそうですね。やっぱりお天気だと気分も上がりますね。

私達管理栄養士は、日々、はーと&はあとの活動、サービスを知ってもらうために、関係機関を回っております。

4月は、異動の季節ということもあり、新しい出会いも多いです。

先日、初めてお会いしたケアマネージャー様は、福井からこちらに来られたとのこと。ということは、はーと&はあとの事をご存知でないかと思いお話をさせていただきました。

まず、驚かれたのは、私が、管理栄養士ということ。

そして、管理栄養士が自宅に訪問すること。「そんなところ、なかなかないしね」と。

「そうなんですよ!」と長々と話し込んでしまいました。

「食事は大切だし、また必要な方があれば、相談させてもらいますね」と言っていただきました。

また、こんな事もありました。

病院の管理栄養士の方とお話ししている中でこんな質問が。

「自宅に訪問するというけど、家の中まで、入れてもらえる?私も、患者さんの家に訪問したことがあるけど入れてもらえなかった」と。

「いえ、入れてもらえないということはほとんどないです。たまに、冷蔵庫の中まで見せていただけます。よく、質問下さる方は、これ食べていい?とよく電話がかかってきます」と私

正直、入社して今まで、その事で困った事はありません。

すると「へぇ〜信頼されてる証拠やね」と。

改めて、自宅に訪問して栄養相談ができるということは、はーと&はあとの強みであるなと実感しました。

正直、はーとの管理栄養士ほど、個人の自宅に訪問している管理栄養士は、いないんじゃないかと思います。だから、もっと、たくさんの方に知ってもらわないといけないなと思いました。

お天気が続くようなので、バイクで軽快に走りたいと思います!プップ〜♪

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

お天気がスッキリしませんね。

バイクでのお花見をする間もなく桜が散っていることが残念です。

でも、京都は、観光客の方であちこちが混み合いにぎわっていますよ。

先日訪問した利用者様のお話。

80歳代、女性、要介護ⅤのI様。右半身に麻痺あり。

約30年、娘様がお母様の介護をされています。

嚥下機能の低下があり、ここ2、3年、食べる事が出来なくなり、現在では、同じ物ばかりになり、偏りがあるとのこと。好き嫌いもあります。

食事の内容は、茶碗蒸し、卵豆腐、豆腐、コーンスープ、そして、モンブランなど。

低栄養気味で、貧血もあります。

ケアマネージャー様にあいーとのご試食をしていただいた時に、

「これなら、I 様にいけるかも!」ということで、ご試食を持参し訪問しました。

いざ、ご試食!

一口、二口食べると・・・首をブンブンと振られました。

ダメというサインです。

娘様によると、その日の体調や気分でも食べる内容がかわるとのこと。

今回は、お腹も一杯になっていたようなので、夕食時にも試していただくことになりました。食べていただけるとよいのですが・・・

しかし、もし、あいーとがダメでも他の商品も試していただく予定です。

また、食事とは別に市販のリンゴジュースやゼリー等も食べておられるので、同じ食べるのなら、少しでも栄養をプラスしたものの方が良いと判断し、エネルギー、タンパク質、鉄分等がプラスされたゼリーをご利用いただくことになりました。

長年、娘様が色々と工夫され、試行錯誤でしてこられました。

娘様が、「介護が始まったのは、30歳代のころだったな~もう少し前に色々知っていたら良かったのにね」とおっしゃいました。

そんな、娘様の負担を少しでも軽減するためにも、そして、I様の体調を管理するためにも、色々とご相談をしながら、私も試行錯誤しながら、進めていきたいです。

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

そろそろ桜が咲きそうですね~♪この季節はバイクでの移動が楽しいです。

さて、先日、再訪問した利用者様のお話。

70歳代、女性、要支援ⅠのH様。

腎臓の機能低下があり、昨年より食事制限があり食事療養されています。

はーとの食事は、週一回、年明けからご利用です。

担当のケアマネージャー様からのご紹介で、

「食事に制限があることで、精神的に不安定になられているため、管理栄養士さんが、是非サポートしてあげて欲しい!」ということでした。

初回の訪問の時に、色々とお伺いすると、やはり、精神的な不安が大きく、食事が苦痛とおっしゃり、食事を作りながら、涙が出ると。

実際の食事は、色々と勉強もされ、ご自分で調整され、病状も安定しています。

しかし、「これでいいのかな?これを食べていいのかな?」など不安が一杯で仕方ないと。

ということで、精神的な負担の軽減の為にご利用開始になりました。

今回の訪問で、経過を確認すると

「気持ち的に随分楽になり、食事を楽しめるようになった」と。

病状も安定しています。

同席いただいていたケアマネージャー様も、明るく話されるH様を見て安心してくださいました。

改めて、食事の制限による精神的な負担を軽減することは、とても大切だと実感しました。

それが私達の役割です。

配達員からの声掛けにも喜んでくださっており、これからもはーと皆でサポートしたいです。

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。
春を感じながらも、寒い日も続き、体調管理が難しいですね。

さて、先日訪問した利用者様のY様。
70歳代、男性、自立。お仕事もされています。
大きな疾患もなく、ここまでこられましたが、最近、貧血で心配との事でご相談がありました。
貧血とは、赤血球やヘモグロビンが低下した状態でその状態で色々な種類があります。
この方は、ここ一年でヘモグロビンの低下がありました。
まだ詳しい検査はされていませんが、担当の先生、まず食事から見直しましょうと。
しかし、ご本人様は、大きな病気があるのではと心配な様子。
そうですよね、心配になりますよね。
ということで、食事のヒアリング!
朝は、パン、牛乳、ヨーグルト。
昼は、麺類で簡単に。たまにカップ麺。
夜は、惣菜や買ってきたお弁当。刺し身は、よく食べると。
奥様が二年前に他界されてから、このような食事になったようです。
なるほど、食事の問題もあるかもしれませんねと私。
ご本人様は、貧血には、鉄分摂取というイメージしかありませんが、それだけではありません。
1日3回規則正しく、偏食、欠食なく食べることが大切です。
また、1回の食事は、主食、主菜、副菜を組み合わせ、バランスよく食べることも大切です。
その上で鉄分や造血効果のあるビタミン類も注意して摂取します。
「そうか〜、バランスも悪いし偏っているね!」とY様。
食事で改善できるならと意欲を見せられました!
まずは、バランスの摂れた食事からということで、はーとの健康バランス食を食べて頂き、バランスアップです!
数ヶ月後、少しでも変化(Y様の食事内容とヘモグロビン)があるといいな〜
はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子
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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美