松政千佳子のブログの最近のブログ記事

こんにちは、めでぃ京都東川です。
梅雨だというのに雨が降りませんね。
昨日は宇治の方でヒョウが降ったそうですが・・・
変わった天気ですね。

さて、今朝のニュースで見たお話です。
抗がん剤治療をした方達に無料でウィッグ(カツラ)がプレゼントされたというお話。
抗がん剤治療をするとその副作用で髪の毛が抜け落ちてしまいます。
髪の毛が抜け落ちるということは精神的に大きなダメージになります。
医療用のウィッグもありますが、そのウィッグは数十万円もするそうで、抗がん剤の治療を続ける方にとっては、医療費とプラスになるためかなりの負担になるようで、購入できない方も多いようです。
そこで今回、そんな方達にNPO団体が無料配布をされたそうです。
ウィッグをつけてもらった方の顔には自然と笑顔が・・・
このウィッグは、看護の学生さん達が自分の髪の毛を伸ばして、その髪の毛を切って提供され作られたものです。半年間髪の毛を伸ばし、カラーやパーマも我慢されたそうです。
その学生さんの一言、
「私でも役に立てることがあるんだと思いました。少しでも役に立てるのであれば協力したいと思いました。」
この思いが何なのかはわからないのですが、このことをブログに書きたいと思いました。
きっとその学生さん達の笑顔もまた素敵だったからだと思います。
「自分なんて」と思わず、「自分でできることでいいから何かしたい!」、そんな思いはとても素敵です。

先日訪問した利用者様のお話ですが、退院後すぐで食事支度ができないとのことで、はーとの配食を利用されることになりました。
口コミではーとのことを知ってくださいました。
病気はガンだったそうです。病気が分かった時は、泣いてばかりいたそうです。
「でも、今こうやって元気に退院することができたことに感謝している。
そして、食事に困っていれば、ひょんなことからはーとさんのことを知ることができ、こうやってお世話になって、自分は幸せだと思います。色々な方に助けてもらっていることに感謝しています。」と笑顔で話されました。
その瞬間、人から感謝される仕事ってなかなかないもので、その仕事をできていることに感謝しなければならないなと改めて実感しました。
だからこそ、今、自分のできることを精一杯し、お客様のほうを見て仕事をしていこうと思いました。


あじさいって綺麗ですよね。
ちょっと控えめに咲いているのに、ちゃんと存在感がありますね。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんんにちは、めでぃ京都東川です。
なんだかうっとうしい天気が続きそうです。
バイクで走っている時の雨は好きではありませんが、それ以外の雨は嫌いではありません。
シトシトと降る雨が昔から意外と好きな私です。


さて、先日訪問した利用者様のお話。
70歳代、男性、胃に腫瘍ができ、胃を2/3切除された方で、独居です。
退院後すぐで思うように食事が進まないとのことでご相談がありました。
退院前に栄養指導も受け、どんなものを食べないといけないのか、どんなものを食べてはダメなのかということは頭では十分分かっているんですと。
自分で考えて作っておられるそうですが、そうすると同じようなものになるとのこと。
また、体重が減らないように食べないとと思うそうですが、食べ過ぎると胃がむかつくのが怖いため食べれなくなり、自分で食事にストップをかけてしまうそうです。

調子が悪い時は無理せず、食事量を調整してもらってもよいことをお話ししました。
無理をして食べ過ぎると、腹がはったり、腹痛、吐き気等の症状がおきます。
胃切除術後は、胃が小さくなっており、働きが低下しているため、一回に少量しか食べれることができません。しかし、それでは、十分な栄養をとることができないため、十分な栄養をとるためには、食事回数を増やします。朝、10時、昼、15時、夕食というように。
そして、ゆっくりよく噛んで食べることが大切です。
この方は、退院前には朝昼夕の3回食になっっておられましたが、まだまだ思うように食事が進まないとのこと。
それはそうです。まだ術後数ヶ月ですから、まだまだ時間がかかります。

また、偏ってしまうのも心配とのことで、なんとか助けて欲しいとのことでした。
独り暮らしでは、食材も余らせてしまうとのこと。そのこともご本人様の負担になっていたようです。

頭では分かっていても思うようにいかない、自分で頑張りたいけど思うようにいかない、ご本人様のもどかしさが伝わっていきました。
そのもどかしさをはーとの食事や管理栄養士のサポートで解消できればと思います。


はーと&はあと 管理栄養士東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
マスク姿も若干減ったような気がします。
単にマスクが手に入らないだけかな・・・
うがい・手洗いしっかりしてくださいね。


さて、最近思うことです。
高齢者に食育が必要だ!ということです。大人の食育です。
先日訪問した利用者様のお話。80歳代、女性。疾患は特になし。ご主人様は既に他界。
本人様はデイサービスでお会いできなかったのでお嫁様と面談させていただきました。
息子様ご家族と二世帯でお住みです。
お嫁様もお仕事をされており、生活自体も全く別になっているそうです。
そのため、食事支度もご本人様が長年されていました。
長男様、お嫁様もご本人様の生活に何の干渉もしていなかったそうです。
しかし、それが問題でした。
骨折で入院されたことがきっかけでご本人様のお家の掃除をされたそうです。
するとお菓子の山を発見!
そう、ご本人様の食事はケーキや飴といったお菓子だったのです。
ご本人様に聞いてもちゃんと食べているとお答えされるそうですが・・・
お独りだったため、外に行った時に自分の好きなものを好きなだけ買ってきて、好きな時に食べる。
そんな生活が続いていたようです。

また他の利用者様のお話。ご夫婦でお住みのM様。80歳代のご夫婦です。
奥様が認知症で食事支度ができなくなりました。
そのため、お近くの料理屋や洋食屋さんからお弁当を毎日配達してもらっておられました。
しかし、そのお弁当というのが毎日同じハンバーグ弁当。
「味は確かやし、美味しくない物を食べるよりはいいでしょ。」とM様。

お二人とももちろんお食事の制限はないのですが、あまりにも偏っています。
でもこういうことは、実は珍しくないのです。
独居で食事支度が面倒だからと1日1食で済ましたり、予定も無いからと生活が昼夕逆転したり、
自分の好きな物だけ食べて生活したりと・・・。
その結果栄養失調になる方もいます。
若者や中年の人の食が乱れているのと同時に高齢者の食も乱れています。
乱れるというか生活する結果そうなってしまったと言いましょうか・・・
だから誰かがちゃんと気付いてあげないといけないでのす。
ケアマネージャーさんが1日1食でもバランスの摂れた食事を食べてもらいたいと配食を手配されるケースも多いです。
だからこそ、そんな利用者様には、食事の大切さをご本人にお伝えするようにしています。
その役目こそ私達管理栄養士だと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
最近、天気が変わりやすいですね。
夏日のようになったり、雨になったり、気温の変化も激しいです。
お風邪も引かれている人もいるようです。
体調管理にお気を付けてください。

さて、先日訪問した方のお話。
70歳代、糖尿病、女性のA様。
A様は3年ほど前にはーとを利用されたことがおありでした。
入院先の病院に訪問しました。
年末から血糖コントロールが悪くなり、先月、入院されました。
年末にご主人様がご逝去されたことも影響したとのこと。
ケアマネージャー様からのご紹介ではーとに連絡いただいたのですが、以前利用いただいていたこともちゃんと覚えていてくださいまいた。

「あの時はお世話になったね~。確かあの時も血糖コントロールが悪かったのよね。
自分でやってみようと思って卒業したのにね~
以前利用したこともあったから安心できると思ったから、また電話したの。」とA様。

以前は、停止後は自分で調整されながら食事療養を続けておられました。
しかし、今回は、体力低下もあり、退院後すぐ全ての身の回りのことを自分でこなすのは大変ということで毎日、昼食、夕食をご利用になられます。
訪問先が病院だったということもあり、担当の先生ともA様のお食事についてお話することができました。

この方のように以前利用され、しばらく経ち再開される方も多いです。
コントロールが悪くなったし、入院したつもりで「はーとの食事」を利用するというように。
いつまでも、そんな困った時のお助け役のような存在でありたいなと思います。
食事療養は継続が大切です。
その一つのツールとして「はーと&はあと」がお手伝いできれば幸いです。


はーと&はあと管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
ゴールデンウィーク終わってしまいましたね。
皆様はいかかがお過ごしでしたでしょうか?
私は久々に実家に帰省しました。
めったに会うことのできない友人達とも会うことができ、リフレッシュさせてもらいました。
やっぱりONとOFFって必要ですね!!ということで5月からも頑張りたいと思います。


さて、先日行った新規の利用者様のお話。
70歳代、男性、慢性腎不全、独居のA様。
退院されて間もない方です。透析の準備のためにシャントの手術を受けられました。
しかし、入院中、そして退院後の少しの間で病状の改善が見られたため、まだ、透析は開始されていません。
担当の先生からも「頑張ってますね!」と褒められたそうです。
そのため、なんとかもう少しだけ、透析を先延ばしにしたいとのことで配食の利用を考えられました。
訪問時にはヘルパー様も同席してくださいました。
ヘルパー様が週に2回、食事の支度をされています。配食はこの間に利用になりました。
このヘルパー様、とても熱心な方で、A様のためにと腎臓病食について色々と調べて、食事を作っておられいます。
しかし、我流のため心配とのこと。
本当にこれでいいのか、塩分の計算はどうしたらいいのかなど不安だったため、色々聞きたかったとのこと。
カリウムの制限について、茹でこぼしの方法や塩分について(醤油の塩分量など)お話させてもらいました。
また、A様はエネルギー不足がみられました。
粉あめ(腎臓病ようの補助食品)を使ってエネルギーアップもされていましたが、それでも退院後、体重が減っているようでした。
そのため、油を使ってエネルギーアップしてもらうようにお話ししました。
A様は、自分のためにと頑張ってくださるこのヘルパー様のことをとても信頼されています。
そのことが短時間のお話でも私に伝わってきました。
だから、私もこのお二人のお役に立ちたいなと素直に思いました。

食事療養が必要で毎日、配食を利用されている方がいます。
しかし、A様のように制限のある食事をご家族様やHH様が作っておられ、その間に配食を利用されている方、ご自分で作っておられる方、配食の間にデイサービス、デイケアを利用されている方と様々です。
そんな様々なパターンに合わせ、一人一人に合った食事療養のお手伝いをしていきたいです。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美