島田天心のブログの最近のブログ記事

こんにちは、カスタマーセンター管理栄養士の島田です。

気がつけばフィギュアスケートもシーズンインしてすっかり秋から冬へのシフトが早くなってきました。秋の夜長に読書をしようと思っても、なぜか最近は数ページ読むだけで疲れて寝てしまっています・・・寝不足と過労と老化でしょうか。疲れをためないよう早めに帰ってゆっくり夜長を楽しみたいものです。

最近は世界史関連の本を読むことが多く、あまり学生時代に勉強してこなかった中世のヨーロッパの歴史などは、時代の価値観が現代とはかなり異なるので読むたびにどうしてそのような結論にたどりつくのか理解できない部分もありますがとても面白いです。今年は目標にしていたフリードリッヒ二世を読破できたので、来年はクリミア戦争を読破したいと思います。

さて、先日、ある利用者のケアマネジャーさまから、担当がかわったので利用状況を教えてほしいと電話いただきました。利用者は右京区の方でしたが、配食が味が薄くて食べづらいようで、なぜ塩分を控えた食事をとられれているのかを知りたかったようです(担当のケアマネジャーが、事務所間で変わられたようで、食事の情報までまだ申送りが出来きれていない感じでした)

最近は事前面談時に栄養に関するアセスメントをして、栄養に関する目標を決め、それを報告書として関係機関の方々にフィードバックを行っています。これまでもそれに類することはしていましたが、しっかりと報告書として作成し出したのは最近で、今回問い合わせいただいた方も、面談時はDrからは塩分制限の指示だけが確認できましたが、同席された先任のケアマネジャーさんや看護師に方から腎不全も言われているとの事から、弊社では塩分・蛋白質調整食を選択して週に1度、ご利用中であることをお伝えさせていただきました。

お手元に資料がなにもなかったようで、お昼に本人宅へいくのでそれまでに資料をFAXしてほしいと依頼がありましたので、弊社のパンフレットのコピーと献立表、そして事前面談時の報告書もセットでFAXし、その方の現在の食種選定にいたったアセスメントの結果と今後の栄養に関する目標を共有させていただきました。

資料として提出できる報告書があってよかったです。

また、最近は以前に案内したTaBeLu+(たべる)倶楽部の商品ラインナップが増えました。

大塚食品さんのマイサイズシリーズ

大塚食品マイサイズ-カタログ.pdf

お届け待ちの商品も棚にいっぱいです

大塚食品在.JPG

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、カスタマーセンター管理栄養士の島田です。

ようやく暑さが落ち着いてきましたがまだまだ日中は気温の上昇もみられるので、これからは日内差に注意が必要ですね。

先日、在宅栄養管理学会にて『コミュニケーション能力を上げる』がテーマの研修会に参加してきました。

私は知らなかったのですが瀬戸内TV局という地方のTV局で長年アナウンサーをされてきた方の講義でした。

先生曰く、コミュニケーション力を上げる力は3つあって

1.発信力 2.受信力 3.気づき力だそうです。

そのバランスがよくなく、発信力が強いだけだと、人の話を聞かない人とみられ、受信力が強いだけだと、聞いてはくれているが何を考えているかわからない人とみられ、気づき力が低いと、よくいわれるKYな人とみられるのだそうです。アナウンサーはそう見られないよう好感度を上げる工夫を色々とされているようです(話し方、コメントの仕方、服装、佇まい含めて。)

また、しっかりと伝えるには

1.呼吸 2.発声 3.発音が大切で呼吸は腹式、発音は訓練で良くすることができるようです。発音は滑舌がいいかどうかのため、訓練を重ねることでしかよくなることはなく、アナウンサーでも訓練を怠ると3ヶ月で滑舌は悪くなるようです。

残念なことに、口元は10年で5mm垂れるようです。20年で1cm。口元が下がって滑舌が悪くなるのは加齢で避けられない為、常に上げる訓練をアナウンサーはされているようです。

高齢の方の声が聞き取りづらいのは発声ではなく、滑舌が悪くなってしまうのが原因と。

(たしかに聞き取りづらい方と、聞きとりやすい方がいますが、滑舌だったのですね。あと、こちらの声が聞き取りづらいと言われるのもこちらの滑舌が問題のようです)

以前は、朝の朝礼で発声練習をしていましたが、最近はご無沙汰で。心なしかメンバーの声も小さくなったような気がしますがそれも加齢により滑舌の低下かも(自分の耳が遠くなったのではなく)。定期的に練習しないとダメですね。

コミュニケーション能力上げて好感度も上げて、気持ち良くサービスを利用していただきたいです。

研修内容とは関係ないですが久しぶりの外食の煮込みハンバーグ定食!

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、カスタマーセンター管理栄養士の島田です。

57年ぶりの強烈な台風の中、配食を完遂された京都・北摂の全配送員さんに心から感謝いたします。全員、無事に帰ってきていただいてほっとしました。

例年にない、大雪・地震・豪雨・台風と災害続きの年で、これまで以上に危機管理をどうしていくかという課題に直面している日々ですが、全員の安全を確保しつつ、お届けできるサービス体制をしっかり作っていきたいと思います。

さて、カスタマーセンターに新しいメンバーが加わりました。

管理栄養士の篠原君(男性の管理栄養士です) まだ、研修期間中のためブログデビューはできませんが、いずれ皆様に正式に挨拶させたいと思います。そんな、新人教育の為に、また業務の見直しに今回カスタマーセンターの業務マニュアルを改訂しました。全部で110ページ越えのボリュームになり、改めてこれだけ多岐にわたる業務をカスタマーは行っているのかと客観視できました。効率化できるところはスリム化し、無駄な部分や価値が不明瞭な点は改善や削除して、より価値の高いカスタマーサービスを提供できるセンターにしていきたいです。

食生活に不安や不都合を抱えている人のお役にたつためには、その原因や要因に気づいてあげることが大切です。

気づきの感度を上げる。そのためには3つの見える化に取り組みましょう!

(と先日参加したリスク管理の講習会でも話されていました)

気づく感度が低下すると、見逃し・見送り・見過ごしが起り、リスクを極大化してしまいます。リスクを極小化するにはその感度を上げることです。

3つの見える化

1つめの視える化。三現主義で問題の発生を捉える。

2つめの観える化。問題を感覚(目・耳・鼻)と感性(変だなと感じる力)で観察する。

3つめの診える化。問題の真の要因を知る。

ための仕組み作りと教育を行っていくこと。

マニュアル改訂をきっかけに、見える化も推進していきます。

ブログ内容とは関係ないですが、快晴の海。毎日こんな穏やか日々が過ごせますように。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、カスタマーセンター管理栄養士の島田です。

甲子園が始まりましたね。熱闘を期待しますが、暑さがかわいそう・・・京セラドームで開催してあげたらいいのにとも思いますが、それだと甲子園にならないか。。原則運動禁止令がでてるなかでって過酷ですね。

はーと&はあとでも地域担当の栄養士や配送さんだけでなく、冷凍庫も悲鳴を上げて先日故障してしまいました。機械も想定外の暑さだったようで、地球にいるすべての生き物・建物に暑さ対策が必須の様です。

利用者様にも例年お配りしていたOS-1も今年は品不足で現在入荷未定。熱中症には経口補水液がいいという情報が社会に認知されてきたのか、それ以上の暑さで皆さん早め早めの対策を取り出したのかはわかりませんが、いつどのようなことが起るとも限りませんし、備蓄は必要ですね。

暑さ対策に、今年は男性用の日傘が売れている(特に年配の男性)とニュースでみて、男性で日傘は抵抗あるなあと思っていた数日後に街で日傘をさしている男性を二人も発見してしまいました。見た目どうこういってられない状況もあるようです。

配送さんには、年中はーとのエプロンをかけて配食してもらっていますが、風を通さないエプロンは熱がこもりますし、夏場だけでもTシャツ(もちろん、はーとのロゴ入り)に帽子姿(こちらも、はーとのロゴ入り)で颯爽とした姿でお食事を届けられたらいいなぁと思ってしまいました。帰ってきたときに首筋を冷やすためのおしぼりを用意しておくだけでもいいかもしれませんね(もうすでに個別でしている方もいるかもしれませんけど)

話はかわりますが、先日高槻ケアネットという研修会が主催の勉強会に参加してきました。

内容は、色彩ドリルを使った研修で、色とりどりの色紙でテーマに沿って自分の好きな貼り絵を仕上げるという研修です。なぜ、その色をつかって表現したかったのか、どのようなイメージで色を選択したのか、それをみてそのイメージをメンバーが共有できたかどうかなどなど、色の選択1つとっても個性があってとても面白かったです。

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へたくそですが、僕のテーマだったケーキの色彩ドリルです。

色の選択で、優しく見えたり、冷たく見えたりするのは無意識に長年インプットされてきた感受性によるものだそうです。夏場は特に涼しそうにみえる青色のシャツを選んでしまうのも、それによるのかもしれません。

暑くて体もだるくしていると、周りもだらっとしてしまうので、よく食べ・よく飲み・よく寝て、夏を乗り切ります!

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、カスタマーセンター管理栄養士の島田です。

大阪北部を中心とする地震、ならびに豪雨により被災された方に心よりお見舞い申し上げます。

かくいう自分の家も地震の震源地に近く、家財が散らかりましたが特に1週間程度お風呂に入れなかった以外は怪我もなく大事なかったのが幸いでした。

さて、先日6月9日・10日に愛知で開催された第6回日本在宅栄養管理学会学術集会へ参加してきました。在宅訪問を行っている管理栄養士やドクター、看護師たちが一堂に会する集会です。昨年も参加して、その時もブログでお伝えして来年は発表を、と言っていたのに今回も参加のみとなってしまいました。(来年こそは必ず発表を!しないと単位更新がやばい)

毎回参加が恒例になってきましたが、そのたびに在宅では低栄養・フレイルが一番の話題になります。相談件数では生活習慣病や摂食嚥下が多いのですが、それらのベースには低栄養やフレイルが潜んでいることが在宅ケアに携わる者には周知の事実となってきています。

高齢の方が肺炎発症した際の平均入院期間は約55日

それにかかる入院費は約170万円

そして周知の通り、死亡原因第三位はその肺炎です。それも自分の唾液を誤嚥しての肺炎発症が一定数あり、その原因は低栄養状態が関係していることも多くのエビデンスにより示されています。低栄養からの浮腫・肺炎を予防することが、入院や死亡フラグを立たせないことであることを毎度のことながら再確認してきました。

体重変化、嚥下状態、筋量の低下からくる社会的参加の減少を定期的にモニタリングすることが必要ですね。(前にも同じようなブログを書きましたが、再認識)

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学会終わりにあまり時間がなかったので、新幹線を待つ間に名古屋名物を一口ずつ堪能してきました。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
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