島田天心のブログの最近のブログ記事

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

花粉がピークですね。先日東急ハンズで花粉・ウイルスを99%シャットダウンするマスクを購入しました。しかもそのマスク、洗って再利用できるようで、3回洗っても効果が持続できるようです。使い捨てのイメージしかなったマスクですが再利用ができるのはありがたいですね。体質の変化か、昨年から少し花粉症状が軽減してきた身ですが、天気のよい外出はきをつけたいと思います。

さて、先日、栄養コントロール食の軟菜食をご利用の方からお電話をいただきました

「島田さん。もう大分と体力も体調もよくなってきたし、自分でやっていけると思うから3月いっぱいでやめよう思う。いままでありがとう。」

かけてこられたのは、K様80代、男性、独居の方です。昨年8月に胃の全摘OPを受け、自宅に戻られた際に軟菜食を指導され、病院の相談員の方からはーと&はあとをご紹介いただき、最初は昼夕で栄養コントロール食の軟菜食をお申込みいただきました。数か月たち夕食はご自身で用意して昼だけ利用に変わり継続療養していただいていました。

さすがに高齢と胃全摘のためなかなか体重の回復はかなわずでしたが、(KさまはOP前の60kgぐらいにもどしたい希望がありましたが、術後は54kgまでおちてました。最近でも55kgまで回復した程度です。)体調面は非常によくなり、ここ数か月は外出も多く、配達時にご不在の時は保冷箱でお届けした後で受取確認にお電話させていただくことも増えていました。

体重増加に補助食品などもお勧めしましたが、自分なりの方法でやってみたいと僕のアドバイスはあまり聞き入れられず・・・(その辺は頑固な性格で)、ご自身で食事量を調整しながら回復され、今月末で卒業のご連絡をいただくことになりました。

「また、食生活が乱れたり、体調がすぐれない時はいつでもご相談ください」とお答えし、卒業OKを授与させていただきました(^^)

全摘から半年での回復は早い方だと思いますが、これからも多くの方へ卒業OKを授与していきたいです。

※社内の人事にて今月からカスタマーセンターに配属となりました。

いままでは訪問で支援していた方々をこれからはカスタマーとして管理栄養士・配送員との連携力で支援していきます。しかし、着任2日で3件も発注ミスをしてしまったので、まずはしっかり受発注を覚えることからスタートです。

春の必須アイテム 

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは。京都管理栄養士の島田です。

少しずつ、暖かい日が増えてきたでしょうか。寒さが和らぐと花粉に気を付けないといけないのでマスクは当面必須アイテムです。

さて、先月から腎臓病対応の食事をご利用中のY様。

足のむくみがひどく入院後の食事管理で体重が10kg程度落ちて食事の効果を実感!

退院後は配食を利用しながら家政婦さんに食事を用意してもらいたいと退院後も管理栄養士に個別相談できる、はーと&はあとと病院からご紹介いただきました。

当面は昼夕は配食を利用して朝と間食を家政婦さんで栄養計算された食事療養をされています。(家政婦さんに腎臓病食を体験してもらうために、最初の1週間は本人分と家政婦さんの分と2食配食して実食いただきました。)

朝食の食事記録を渡して頂き、食べ過ぎや偏りがないかをチェック。たんぱく質を10g以下に抑えないといけないところを20g以上食べられていたので、朝のチーズを控えていただくことに。少しでもおかずを食べさせたいとのことから現在は低たんぱくパンを利用中です。

また、配食のご飯は完食したりしなかったりでエネルギー不足にならないよう、昼か夕にアガロリーゼリーを本人の喫食量を見て家政婦さんに用意してもらっています。美味しく食べられているようです。

弊社ではご用意できない低たんぱく米を使用したお寿司などを通販で取り寄せして、おかず食と組み合わせて食事をされているときもあるようです。(減塩など制限の中にも楽しみを感じてほしいとの家政婦さんの心配りに感動)

3~4人の家政婦さんが交代でお世話をされていて(うらやましい~~~)手厚いサポートのおかげで退院後の検査は安定していてDrからお褒め頂いたようです。

まだまだ療養はスタートしたばかりですが、自宅での安心安定的な生活を家政婦さんと共に食事の面で支援させていただきます。

心と脳からステップアップして現在読んでいる本

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意識はいつ生まれるのか?脳の中の世界は不思議なことばかりですね。読破したら

感想をアップしたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

寒波厳しく雪がちらつく日も多いですが、足元にはご注意くださいませ。

さて、久しぶりの晴天の日に、京都CDEの会の講習会に参加してきました。(CDEは京都府糖尿病療養指導士)

今回のテーマは「糖尿病とがん」です。

糖尿病の方はがん罹患率が糖尿病にかかられていない方に比べて高いようで糖尿病からがんにかかられる方が増えてきています。

今回のテーマとしては、がんが見つかった時にがんの治療を優先して食事療養は一旦緩めるのか、また末期がんの方に血糖管理をどの程度しっかりおこなっていただくのがよいのか。そもそも末期がんの方に血糖管理が必要なのかどうかなどなど。がんと糖尿病患者に我々ができること、かかわり方をグループワークしてきました。

がん患者の食事指導と聞くとまだまだ構えてしまう自分ですが、がんだけに罹られている方より既存の疾患を抱えながらがん治療をされている方が多い事を改めて知り、既存の疾患ごとの食事療養を行いながら、がんの治療に向き合えるサポートをしていくことが必要だなと感じました。

先生方の発表で特に衝撃的だったのが食事内容や薬の量がかわらず、急激に血糖が上がってHbA1cが高値になるケースは膵臓がんを発症していることがあるようで、一律に「ご自身が思っているよりも少し食べ過ぎたから数値が上がったのかもしれませんね」と指導をしてしまうのはがんを見落とすことになるようで、注意が必要とのこと。

その人の食習慣を理解しながら変化を見逃さない感度が必要ですね。(なかなかその感度が身につかない日々ですが、少しでも感度を磨けていけたらなと思います)

研修とは別で先日初めて生で格闘技の試合を観戦してきました

ムエタイチャンピオンのタイトルマッチ

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写真右上宮島チャンピオンがヨーロッパ1位とタイトルをかけての一戦

宮島選手は高槻を拠点に活動されていて応援団として観戦させていただきました

結果はみごと1ラウンドKO勝ち!

観戦も初めてでしたがKO勝ちを見たのも初めてでとても興奮感動した試合でした。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

寒波厳しい周期に入ってますね。ヤフーニュースで地球は2030年ごろからは寒冷期の周期に入っていくというのを見ました。寒冷期になると夏はより暑く、冬はより寒くなるようです。すでに今年が前触れのような気がします。

さて、新年明けて、皆様の療養状況の確認にフォローさせていただいたところ

予想に反して(たぶん、年末年始を挟んでいるから悪くなっているのでないかなと思っていたのですが) 「いいよ」とのお声を頂戴しました。

糖尿病の血糖コントロールのため半年以上、週数回カロリー調整食をご利用の男性T様。高血糖で入院されて以降ご利用いただいて最近は薬の量も減り血糖の安定されてお元気にお過ごしでした。

心疾患でご入院されたのをきっかけに退院後は塩分調整食で減塩を継続されている男性K様、以降特に先生からの指導もなく、自宅で趣味にのめり込んで楽しく生活されています。

腎臓の働きが弱ってきたことから腎臓病対応の塩分・蛋白質調整食をお昼だけご利用の女性H様。定期的な検査では腎臓の数値の上昇もなく、尿蛋白定量が少しずつ下がって来ているとのこと。

皆様の声を聴くと、年末年始暴飲暴食してしまった自分を反省します。今日からまた食生活習慣を見直していかないと指導の説得力もでませんね。

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先週末、厄払いに地元で有名な石清水八幡宮に参拝してきました。

晴天で厄も払えたかな。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

新年おめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

今年も充実した年になるよう、また皆様に食事療養の結果をお伝えできるよう努めて参ります。

(どこかのトクホのCMではないですが、皆で結果を出せる年にしましょう)

さて、個人的に知識が栄養・食事関連のことばかりに偏らないよう、毎年テーマを決めて他の分野の本を読んでいます。前年は心理学入門書を呼んでましたが、今年は認知科学の本を読んでみたいと思っています。

手始めに読んでいるのが「心と脳」

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皆様もご経験おありでしょうが、言ったつもり、聞いたはず、でも記憶がない、または記憶違い認識違いをしていることってありますよね。

脳は結構いい加減に物事を記憶しています(だまし絵なども脳の錯覚を利用したものですよね)

指導でも、伝えたことがご理解いただけていなかったり、伝えた情報がまちがって記憶され実践されてしまっていたり、食べるのは控えてくださいと伝えたことが、食べてもいいと勘違いされてしまっていたり・・・そんな日々。

常に伝え方が悪かったのかなぁ、もっと丁寧にわかりやすく伝えないと、と反省すること多々ありますが、そもそもその情報を受け取る側の人間の脳が『いい加減に記憶している』としたら・・・

脳はどうやって情報を記憶するのか、また記憶した情報を整理して引き出して活用するのか。そんなことが少しでも理解できれば、その人の発言や行動にも、意識や意識下が影響しているのかもしれないとさらに理解が深まり食事療養のサポートの武器になるのではと勝手に妄想しています。

現時点では脳を活性化させる、また認知症を防ぐ食事療養というのは有効なエビデンスレベルではあまり発表されていないと思いますが、今後は食事と脳の関係がわかってくれば、脳の健康管理のための食事療養サポートができる日がくるかもしれません。

もちろん、そんなのは未来の妄想ですから、今年も現在困っておられる生活習慣病の方、低栄養の方、摂食嚥下障害の方の食事療養を支援できるよう努めます。

健康管理に奢っていただいたお肉

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めちゃくちゃ美味しかったです。ご馳走様でした。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
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