島田天心のブログの最近のブログ記事

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

いっきに暑い日が続き、クールビス到来ですね。最近は半そで出勤が増えました。

 

さて、今回は腎臓食をご利用の方に訪問してきたときのお話です。

かかりつけ医の先生から少し腎臓の数値が上がってきているといわれ、ケアマネジャーさんからの紹介で腎臓食を週3回ご利用いただいているFさま(70歳代女性)配食がない日はヘルパーさんに減塩食を作ってもらっています。

事前面談にお伺いしたときの検査結果はクレアチニン0.89(びっくりするほどの高さではありませんが)持病のリウマチの薬を長らく服用されていて、その影響で腎機能が低下しやすいことを心配されていて、予防的な意味も含めて療養されています。

あまり頻繁に検査をされてない方なのですが、利用開始から半年振りに検査をされたと聞き、先日結果を拝見に伺いました。

事前に担当の配送員さんから「久しぶりの検査の結果が悪かったみたいで落ち込んでましたよ」と配送時の報告を聞き、早速訪問に。

検査結果はクリアチニン0.93!(確かに高くなっていますが、1.0は超えてなく一安心です)

体重の変化もなく、今回の検査をうけ特別に処方されたお薬もないとのことから「Fさん、たしかに数値は少しあがってますが、しっかり療養できていると思いますよ。これからも食事療養を続けていきましょう」とお話し、Fさまご本人も安心していただけたようです。

訪問内容をケアマネジャーにも報告し、継続して療養サポートさせていただくことになりました。

 

後日担当のドクターにも面談でき、検査結果と食種の確認をしてきました

そのさい、「先生できたら半年に一回よりも、もう少し検査と検査の間を短めにしていただけるとFさまの安心すると思うのですが・・・」とやんわりお願いしO.Kをいただくことになりました。

今日食べたものが明日の検査にはっきり影響が出やすいものではありませんが、コンスタントに検査することが早期発見早期治療には一番ですし、これからもFさまの腎臓と食生活をケアしていきたいと思います。

 

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

日中は暖かくなってきましたね。外出するときも昼と夜で着るものを選ぶのに苦労します。

さて、カレンダー通りの連休を引きこもりで消化した私ですが、一日だけ外出して食の博覧会『食博』にいってきました。 四年に一度開催されるそうです、食博。 あまり興味はなかったのですが、四年前に食博に行った知人の勧めもあり、また「世界のビールを飲み比べられる」という呼び水を聞き、会場の大阪南港まで行ってきました。 一日の来場者数が7万人(甲子園の1.5倍!)という大盛況の食博。きっと人々人でゴミゴミしているのかなぁと思っていましたが会場内がかなり広く6つのカテゴリーに別れていたので人が分散して思ったほどの混雑は感じず楽しく見て回れました。 世界の米料理を食べ比べし 世界の米料理.jpg 料理5品.jpg 料理はエジプト、マダガスカル、トルコ、スリランカ、メキシコの米料理です。 世界のビールを飲み比べて堪能しました 世界のビール.jpg ベルギービール.jpg 写真はベルギービールです。 こちらの会場は飲み屋と化していました・・・ 飲み屋会場.jpg 世界、また日本各地にもまだまだ知らないおいしい食べ物があることを再確認。 そして、いつまでも口からおいしいものを食べられるって幸せだなぁと感謝です。 はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

今日は健康食利用の方のお話です。

 

最近病院から退院して来たK様。 昨年から食事量が減って、頼んでいた配食(他社)のお弁当も、口に合わないとの理由から一つをご夫婦二人で食べていたようです。 今年になり脱水と貧血で入院。しかし、ご入院された病院では三食ともしっかり食べられていたとのこと。 退院にあたりドクターに「何か気をつけないといけないことは」と確認したところ「低栄養にならないよう、しっかり三食食べるように!」といわれたようです。 はーとの食事を毎日取ることは難しいけど、はーとさんの献立表を参考にヘルパーさんに配食以外の日はおかずを作ってもらいます。管理栄養士さんのチェックも入るし、また低栄養にならないよう見守りが効くので安心とのことから、ケアマネジャーさんから「食事量が減らないよう健康食をヘルパーさんの料理の参考にしたいので週二回配食をお願いします」とオーダーをいただきました。 低栄養、脱水にならないよう日々の見守りと栄養チェックをして行きたいと思います。 はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは。北摂の管理栄養士島田です。

 今日うれしいお声を聞くことができました。

「制限食が必要なくなり、健康食で大丈夫になったの」という一言

発信者はケアマネジャーさんです。

実はこのケアマネジャーさまの御担当のFさまが今回の主人公です。

胆嚢炎で入院を繰り返し、安定して在宅に戻っても、うなぎ・揚げものなどご自身の好きなものを食べてしまって炎症を再発され再入院を繰り返していました。

昨年末に激痛を起こし治療に市立病院へ入院、いままでになく激痛に生死の危険を感じたFさま、さすがに今回は自宅に帰っても気をつけないと意識が芽生え、配食のご相談をいただくことに。

入院先の病院で面談させてもらったのが1月末です。病院の栄養士からは脂質制限の指導を受けておられました「お宅は食事は高いけど、他の配食でこういう脂質が少ない食事はないのか?」といわれ、「ないです。カロリーを控えた食事が日によって脂質が少ないことはあると思いますが、うちのように毎食基準内で脂質を管理してご用意できるところはありません。入院中に安定されたのでしたらせめて3ヶ月は自宅でも気を付けるほど気をつけて療養していただかないとまたすぐ再発してしまいますから、うちの食事を参考にしっかり脂質を抑えてください。」と御提案しました。

昼夕の利用は負担があるということで夕食だけを毎日お届けし、朝とお昼は脂質のあるものは極力控えていただくことに。Fさま今回の激痛はかなり堪えたのかご自身で買い物に行かれる時も必ず食品の裏側の栄養価をチェック!少しでも脂質が多いものは避けて、避けて食事をしていました。

「脂質を気をつけすぎてお腹がすく」という相談には、脂質のきわめて少ないお菓子や食べ物をご提案しました。

「栄養価表をみると、炭水化物やたんぱく質とか書いてあるけど、それは摂りすぎていないか、摂っても大丈夫か」というご相談には「脂質以外は気にしなくていいので脂質だけ、脂質だけは気をつけてください」とお答えして、極めてこまかく脂質を控えてもらって二ヶ月後ご入院に。

そして、今日。御入院のご様子をお聞きしたら

「実はもう退院している。体に溜まった胆石を全部とり出すことができて、先生からも、もう普通食で大丈夫と言われ制限がなくなりました」と教えていただきました。

 嬉しさにF様にお電話したところ

「もう、普通食の食事を食べても大丈夫になったわ。病院でも普通食やったしな。」とお元気な声を聞かせていただきました。すると

「ところで、お宅では制限食じゃなくて普通食も扱っているの?」と

「もちろんありますよ。制限がなくなられた方に合う健康バランス食が。今度ご相談にお伺いします」と話が進み、来週訪問させていただくことになりました。制限がなくなり普通食を食べられる喜びを健康バランス食で感じていただければいいなぁと思います。

 

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

 

 

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

桜の季節ですね。昨日、京都にいったときに夜桜を堪能してきました。

 

さて、今日は一ヶ月半前から嚥下・咀嚼サポートサービスをご利用頂いているOさまのお話です。肺炎を患い、入院されたのをきっかけに病院ではムース食を召し上がられていました。入院中に全粥を食べたところむせてしまい、退院後の自宅でもムース食を食べてくださいと指導を受けていました。

担当のケアマネジャーさまから

「明日退院なんですが、ムース食って用意してもらえますか?」とご相談をいただき、事務所にあるムース食のサンプルを20種類ぐらいもってご訪問にお伺いさせていただいたのが一ヶ月半前です。

商品の取り寄せには1週間以上かかるため、それまでは当面お持ちしたサンプルで急場をしのいでいただくことになりました。

退院後、すぐにデイサービスにもいかれるようですがデイではムース食は対応できず、ミキサー食を用意してもらいことになっていました。

奥様からは

「入院していた間はムース食だったけど、ずっとこれを食べないといけないのかしたら、入院前は少しむせてはいたけど普通に食事できていたのに。」

と、これからの食事用意を考えると大変だわという雰囲気が・・・そこで

「咀嚼や飲みこみを一度診察してもらってください。診察されて大丈夫でしたら少しずつ形のあるものを食べられるようになるかもしれませんし」とお伝えしたところ

「どこで診てもらったらいいのかしら」というので

「歯医者さんで診てもらえますよ。一度、今見てもらっている歯医者さんに相談してみてください」とお願いしました。

その後、診断をお聞きすると

「刻み食にとろみをつければ大丈夫といわれた」とお聞きしたのですが

「でも、どの程度の刻み食にとろみをつければいいのかわからないし、心配」と食形態を変えることに不安をお持ちでしたので、私の方から一度先生にお聞きしたところ

「はーと&はあとの刻み食なら大丈夫です。」とご指導頂き、先週から夕食だけ刻み食をお持ちして、ご自宅で奥様がとろみをつけてお食事をしていただくことになりました。

最初はムース食でしたが、少しずつ形態のあるものに移行され、ゆくゆくは普通食を食べていただけたらな。と思っています。

 

P.S

嚥下レベルを診断いただいたのは、口腔ケアの社内勉強会に来ていただいた小谷先生です。Oさまの通院されている歯医者さんでは診断できず、小谷先生をご紹介いただいて診察にいかれたそうです。

 

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

 

 

 

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