島田天心のブログの最近のブログ記事

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

寒さが続きますね。スポーツデポで室内用の暖かい部屋着を買ったのに
先月の電気代の請求額がめちゃくちゃ高くてびっくりしました。
月9,000円にも達する額に体が固まってしまいました。
今日から節電に努めようと思います。

さて、先日長らく配食をご利用いただいていたO様から停止の
ご連絡をいただきました。

2010年の夏、大腸癌の手術をされた後に病院で面談させていただき
退院後は栄養コントロール食の軟菜食をご利用され
状態の回復に合わせて、その後は脂質の少ない脂質調整食になり
最近までは、健康食をご利用いただいていました。

状態が回復されるまでは1食を数回に分けて食べたり
ご自宅でもヘルパーさんに調理を気をつけてもらい
姪御さまの助けを借りながら、一人暮らしで療養を続けていました。

持病からくるめまいで受け取りが大変なときやお体がしんどい
時もあるのですが、その都度配送さんからの声掛けや見守りを
させていただき、1年半が経ちました。

最後にご本人様から直接停止のお申し出を受け
「長く使わさせてもらったけど、最近はお宅や周りに
 頼りすぎてしまい、先生からももっと自分でできることは
 自分でしないと気持ちが弱ってしまうよ!と激励を受け
 ちょっと自分で頑張ってみようかなと思うの。
 また、お願いすることがあるかもしれないけど
 これまで、島田さんにも配送さんにも、ほんとに
 よくして頂いて、止めると伝えるのは心苦しいのだけど
 お食事、停止してもらえるかしら」
と、大変うれしい言葉をいただきました。

ご利用中も大変丁寧な方で配送全員、毎日の配送が楽しかったようですが
最後にもほんとに丁寧なご挨拶をいただきました。

気が付けば1年半も経っていますねとO様と少し感慨にふけりながら
「また、大変なときはご相談ください」とお答えしました。

頼りすぎになるのもいけないのですが、頼られるサービスであり続けたいなと
改めて感じる停止連絡でした。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『食事療養をお届けするのだ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは。北摂栄養士の島田です。

寒さが厳しい。この冬初めてカイロを購入しました。
先日TVで冷え症にはタイプがあり
タイプによって改善方法も違っていて、間違ったアプローチをすると
治る冷え症も治らないといっていました。
僕は下半身が冷えるタイプ。若年者より中年・高齢の方に多いタイプのようです。
(あ~そうですか、そうでしょうとも)
冷えは万病の元。しっかり食べて保温機能を高めようと思います。

さて、先日クリニックで栄養指導に来られた方のお話です。
以前より肝臓の数値γ-GTP(ガンマジーティーピー)が高く
女性の方ですがお酒も嗜むとのことからアルコール性肝炎の改善に
夏前から定期的に指導を受けられている方です。

現役の頃は営業職でバリバリのキャリアウーマン
毎日のようにお酒を飲んでいて、その習慣が抜けず仕事をやめられた後も
夕食のときにたまの晩酌が続いていました。

女性の方は男性に比べてアルコール分解力が低い方が多いため
男性ほど飲まれていなくても肝炎になりやすいといわれています。
この方も現在は週に2回程度の飲酒でしたが、これまでの蓄積が大きく
お酒の量が少なくなっても数値は180ぐらいありました
(別の方でもお酒をやめて2年以上たっているのに
 それまでの蓄積で肝臓が弱られているのか
 数値が150と高値を示しておられる方もいらっしゃいました)

アルコール肝炎から肝硬変、肝硬変から肝がんになる危険があることを
伝え、禁酒と減量(BMI25オーバーで肥満だったので)を目標に
療養していただくことに。

非常に意識され禁酒と減量に取り組まれていて
数値も150、120と下がってきていたのですが
先日お会いしたときは190(1月の血液結果)に跳ね上がっていました。

「先生、正月は親戚も多く来て、飲みすぎ・食べすぎてしまいましたわ
 おいしいものがあるのに呑まないのもなんか物足りなくて
 原因はわかっているんです。」と自己申告され
『そうでしたか、たしかに数値は跳ね上がっていますね。
 こんなにもはっきりと上がるものなんですね。僕もびっくりです』
「体重も少し増えてしまって、やっぱり正月の不摂生ですね
 また今日から三ヶ月頑張ります」
『正月は僕も飲みすぎましたらから、一緒ですね
 また今日からお互い規則正しくいきましょう』とお話し
引き続き療養していただくこととなりました。

年を重ねるごとに、子供のころより年末年始のイベント性が薄れて
きているように感じますが、やはり正月はお祝ごとなのですね。
飲みすぎましたの申告に(同じです・・・)と反省し
アルコール性肝炎からの進行を予防できるよう
これからも指導に従事していきたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

謹賀新年。北摂管理栄養士の島田です。

ゆっくりとした年始の休みも終わり
(前回ブログで今年もあと数回のブログと書いておきながら)
気がつけば辰年がスタートしていました。
今年一年、昇り龍のように成長できるよう
社会人といて恥ずかしくない仕事をしていきたいと思います。

早速ですが今年1年のメインテーマの一つに『交流』を掲げます。
昨年一年はどちらかといけば、既存のお客様や関係機関の方との
交流は変わらず継続できたつもりですが
新しい出会いや、初めてお会いした方との関係性や連携の構築には
若干力を発揮できず、満足のいく一年ではありませんでした
(阪神タイガースも優勝できず)

今年はこれまで以上にいろんな方とお会いし交流を深め
食事療養をサポートするブランドしてよりよい会社・管理栄養士・社員に
なるにはどうしたらいいかを真剣に考えながら
ひとつひとつの相談・症例に真摯に向き合っていきたいと思います。

今年一年も皆様にとってすばらしい年になりますよう心よりお祈り申し上げます。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは。北摂の栄養士の島田です。

今年のブログもあと数回、また1年が終わろうとしていますね。
かわらずバタバタした1年だったようにも感じますが
いい締めくくりを目指して最後のラストスパート中です。

さて、秋から新たに高槻の方の相談も担当をさせていただくことになり
先日ご挨拶兼ね訪問に伺いました。

前任のそのまた前任のことから、はーとをご利用のK様
インスリンを打ちながら血糖管理をされもう数年以上になります。
最近はなかなか血糖が落ちつかないようで
先生からも「180だったらO.K」とやや高めの
設定で療養されています。
夕食だけ配食をとられ、昼は自炊しているようですが何を食べているのでしょうか?

伺った日は、あまり体調がよくなかったようで
外出の予定をキャンセルされ部屋でゆっくり横になっていました。

雑談しながら最近の血糖の具合を聞いてみると
200を超えることもままあり、大変と・・・
夕食とっているのに、なぜか夕食前が高くなってしまって
せっかくとっているのにねぇ、とこぼされ
(Kさん、それは昼食に問題があるからです。夕食関係ないよ。昼何食べてんの?)
するとK様
「それに最近、血糖値がうすくなってきて読みづらくて測るのも億劫なのよ」といわれ
「ちょっと、機械みてくれへん」と
血糖測定器を直して欲しいといきなりのむちゃぶり。

(え!測定器のことはちょっとわかりませんよ、、、
 病院でみてもらったほうがいいのでは)と思いつつ
 わかる範囲でちょっと見ましょか。と見せてもらうと
画面がうすくなっていて、非常に読みづらい状態でした
「Kさん、これ電池がなくなってきてるんじゃないですか?
 結構長く使われてますこの測定器、電池交換されたことあります?」と聞くと
「去年か今年の始めから使ってると思うけど電池なんか交換したことない、
 電池が原因なん」といわれ奥から単3を8個、単4を2個持ってこられました。
これ、単4なんで、この2個でちょっと交換してみましょうか。
と、交換してみたところ、はっきり・くっきり写るようになりました。

「わ~はっきり見えるわ。ありがとう。よかった~
 もう、ずっと見えづらくて計りにくかったから、
 測定器の交換だけにまた病院いかなあかんかと思ってたわ。助かったわ」と、
とても喜んでいただき恐縮です。(電池交換しただけですが)

もちろん、そのあと昼にうどんや菓子パンなどを食べている時を聞き出し
乱れた食生活を直してもらうようお願いして訪問終了となりました。

食事だけじゃなくて機械の不具合で療養への不都合が生じる場合も
あるんですね!(レアなケースでしょうが)
きれいに見れるようになった測定器でいい結果がでるよう
フォローしていきたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『食事療養をお届けするのだ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは、北摂栄養士の島田です。

先日、冬の寒さ&節電対策に部屋着をひとつ買いました
スポーツDEPOでかった1900のフリース
めちゃくちゃ暖かいです!
最近の衣料の技術進歩は素晴らしいですね
こんなにあったかい服でもかさ張らず、ごわごわ感なし
アンダーシャツの上に着るだけでちょっとの外出でもO.K
暖房も必要ないほど、部屋ではぬくぬくしています。
(寒い冬は、このまま冬眠したいと願う毎日です)

さて、ちょっと前にはーと&はあとから自立して
(うちの社長は卒業という言葉を使っていますが)
療養をスタートされた方がおられます。

その方O様、高血糖を指摘されとある豊中の病院に教育入院され
そちらで食事指導を受け、退院後は配食を利用して血糖管理をされていました。

自宅でも食事を作られているO様。
最初にお伺いしたときも、自炊と併用しながら配食を
利用されることをご提案しましたが
「血糖が高かったし、自炊でどこまで病院と同じようにできるか心配だから
 当面はよくなるまで昼・夕とも配食でお願いします」
と毎日の食事を配食で療養されることに

最近ではめずらしいでしょうか、O様宅は三世帯の大家族です。
ご家族と一緒に食事されるのが日常ですが血糖を安定させるため
毎日の食事を配食で管理する決断をされ
僕からは朝食のアドバイスと、特に本人も気をつけなければと
意識されていたお菓子と果物の量をしっかり守ってもらうよう
お伝えさせていただきました。

食事制限に慣れない方は、病院で食べていたのと同じカロリー
味付けとは言え、昼夕はストレスがかかるものですが
O様は最初の意欲を継続され、配送員にも
「野菜から食べるようにして、おかずはしっかり食べているよ」
とお返事いただきながら、二ヶ月目には数値の低下が見られ
先生からも「このまま続けていけばいいよ」と励まされ
気がつけば、三ヶ月がすぎました。
「そろそろ、結果にはっきりとした変化出てきた頃じゃないですか?」
と、フォローをしてみると
「今度診察があるので、その時また先生に聞いてみます」といわれ
「6月末で8.7あったHbA1c(ヘモグロビンエーワンシーが)
 11月の検査で6.3まで下がりました。量も体が覚えたし
 これからは自分で用意しながら療養してみます」と
うれしく、はーと&はあとのサービスが自立していかれました。

しっかり食べ込んだので、結果が出やすいといえば出やすいのかも
しれませんが、良くなられて止められて行かれる方の声は
皆さん非常に元気でこちらも幸せな気持ちでお別れすることが
できました。

また、糖尿の状態が悪くなられたり、療養に困ったときは
サポートさせていただきますが、そのようなことがないことを
お祈りしております。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『食事療養をお届けするのだ』でもご紹介しています。ご覧ください。

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
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